近江 朝宮城
附:山口陣屋



ファイルNo3369


                         堀?   

@ あさみやじょう 
  別名  

A住所:甲賀市信楽町下朝宮
      旧:甲賀郡信楽町

B目標地点:八坂神社
C形式:山城  D比高:30m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切?・土塁?・城跡標識
G時代/人物:南北朝期/鶴見氏?
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分
J撮影・訪問時期:2018年01月

  

道案内     

新名神自動車道の信楽インタを下りると国道307号線です。国道を信楽中心部(枚方方面)へ進みます。17km先、京都府との県境近くまで行くと朝宮茶の産地の朝宮地区です。朝宮小学校の信号から400m先左手が八坂神社です。八坂神社の横に社務所があり、この裏手が用水になってます。この背後の台地上が城跡です。 山口陣屋は朝宮城の向かい側、徳源寺の西側の台地にありました。

訪城備忘録

朝宮城には八坂神社の国道沿い、社務所の裏に用水路を越えるための木の渡しがかかってます。それを渡ると左手に登る道があります。登り口に城跡標識があります。20mも登ると元は茶畑の空間がありここと背後が城であったようです。この背後に尾根下に横たわるように堀のようになってます。今は道でしょうか? 往時は堀(堀切)であったかもしれません。背後の尾根まで30mほど登ってみましたが自然の尾根に見えます。八坂神社の背後の尾根にも登ってみました。城跡より高い丘陵ですが、城郭遺構ではない感じです。ただ、尾根を奥に行ったところに堀切状の地形がありましたが、切通の感じで道の跡かな? 山口陣屋は朝宮城の国道挟んで反対側、集落の西端台地の上で、現在は畑地になっているところです。ここにも陣屋標識が立っていますが、遺構らしきものはありません。

城跡標識
歴史

南北朝期に鶴見俊純が築いたともされるようです。戦国期入る応仁の乱以降の足利将軍の六角氏攻めの際に多羅尾氏は鶴見氏を追いこの地も領したようです。 山口氏は多羅尾氏の庶子家で江戸期、山口左衛門光廣が500石の旗本といてここに陣屋を構えたようで、8代光寅まで続いたようです。

          郭          堀切状を斜め下から
山口陣屋  
陣屋標識         陣屋跡現状
  
     八坂神社           神社背後の丘陵尾根
神社背後の丘陵尾根堀切状(遺構とかではなかろう^^;)

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