近江 五反屋敷



ファイルNo3201


                  浅井氏産湯の池の碑

@ ごたんやしき 
  別名 浅井氏館 

A住所:長浜市小谷丁野町
   旧
:東浅井郡湖北町丁野

B目標地点:小谷丁野町自治会館・岡本神社
C形式:平城  D比高:ーーm 
E現況:山林

F遺構等:説明板
G時代/人物:室町期/浅井氏
H満足度: 番外
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  2分

J撮影・訪問時期:2016年11月

  

道案内 

北陸自動車道長浜インタを下り、県道37号線を東に進みます。3Km先の国道東上坂の信号で左折し国道365号線に 入ります。約7Km先須賀谷温泉入口の標識を越えると、右手に小谷城の標識があり、ここから300m先が小谷城清水谷(しみずたに)の入口である郡上南の信号です。 さらに、郡上南の信号から国道365号線を木之本方面に進みます。1.6Km先の丁野の信号で左折し、県道278号線に入ります。250m先を右折し、400m先を左折し丁野集落に入ります。350m先右手が小谷丁野町自治会館です。「浅井氏産湯の池の跡碑」は自治会館から30m手前の路地に右折し100m先の民家の裏手にあります。
 
訪城備忘録

丁野集落に館等の遺構があるわけではありません。浅井氏産湯の池跡という石碑とその石積み風のものがありますが、なんとも言えない石積みですね。丁野観音堂においでの観音様は、十一面観音の座像です。背中が大きく割れていて、これは元亀元年(1570年)の姉川の戦いの際に観音様を避難させようとした際に落としてしまったためと伝わるようです。説明板などは自治会館前にあります。

歴史

浅井氏の出目は定かではないのですが、一説には三条公綱(?〜文明三年(1471年)没)が嘉吉年間(1441〜44年)に近江に流された際に土地の娘との間にできたのが重正で、その4代目が亮政と言われます。しかし、これは武士によくあるこじつけの系図のようです。

丁野観音堂            説明板
  

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