近江/ 清田城



ファイルNo3006

        南北郭の間の堀切

@ きよたじょう 
  別名  

A住所:蒲生郡日野町清田
B目標地点:光延寺
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・堀・土塁
G時代/人物:室町期/三木氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  光延寺から8分

J撮影・訪問時期:2015年09月

  

道案内 

 国道307号線を日野町中心部から水口(甲賀市)方面に進み、松尾の信号を過ぎ日田の信号で、右折が国道307号線で直進が日野水口グリーンバイパスです。右折し国道を進みます。2.3km先、別所の信号で左折し県道183号線に入ります。600m先、清田のバス停付近で右折します。200m先で川を渡ります。いったん右折しすぐをまた右折した50m先左手が光延寺ですが、集落内は道が狭いため、川沿いを進み、山裾の適当な所に停めてください。

訪城備忘録

光延寺本堂の裏手にコンクリートの階段があります。谷状になっていて山に向かって右手斜面に添って細い道があります。ここを100mも進むと右手上が城域です。 城跡は大きく北郭と南郭に分かれ、間に堀切があります。北郭は平坦地のみで土塁とはない感じです。北郭の北側に一段下がったところに段郭があります。段郭には東側に土壇があり、櫓台だろうか? 北郭と段郭の間はスロープになっており、策虎口のようです。北段郭の西側(左手)に下りると段郭の切岸に沿って浅い空堀が認められます。さらに西側にも平坦地が何箇所かありますが、竹林独特な地形か、昔の畑跡のようです。南郭は南北に細長い郭ですが、真ん中に低い仕切り土塁がありますが、意図がよくわかりません。 堀切はわりと明瞭ですが、後世道として利用された様でもあり、郭の土塁も遺構なのかはやや疑問ですが、思ってより城らしい雰囲気があります。

城跡遠望
歴史

蒲生氏の支流の三木氏の居城の下迫城の支城と伝わります。

南郭と土塁      北郭の西下堀
北郭先端郭(右手土壇)   北郭と先端郭の坂虎口
  

近くの城・関連の城:下迫城