近江/ キドラ谷砦



ファイルNo1880

           堀切   

@ きどらたにとりで 
  別名 

A住所:彦根市中山町
B目標地点:中山投棄場
C形式:山城  D比高:130m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・竪堀
G時代/人物:戦国期/−−
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  麓から25分

J撮影・訪問時期:2008年05月

  

道案内 ←登り口  ←城跡

名神高速彦根インタを下り、原町の信号を右折して国道306号線に入り国道8号線に向かいます。外町の信号で右折し、国道8号線に入り米原を目指します。4.2km先(鳥居本町北の信号から500m)で右折します。摺針峠を越えて(国道8号線から1.5km先)中山の道標まで行き(名神高速道がそばに見えます)ます。ここで右手に進み、名神高速道沿いに進みます。道標から500m先で名神道のガ−トをくぐります。くぐるとすぐに左手に入り名神と反対側の谷に山に登っていく細い道があります。谷から左の山肌斜面を登ります。崩れている箇所が何箇所かあります。尾根まで15分ほどあり、尾根に到達したら右手を進みます。10分ほどで城跡です。相当に回り道ですが、この方が安全と考えます。<写真で道案内

訪城備忘録

私の場合、最初にヤナガ谷砦に行き、中山投棄場(廃棄物処分場)に下りてしまい、そのままキドラ谷砦に向かったため、行きは南斜面を直登してしまいました。大きな竪堀状の横の急斜面を木につかまりながら登りました。山頂部に来ると主郭から東南部に連なる段郭のところに出ました。段郭は土塁は無いものの、主郭下、その下くらいの郭は削平もよく、広い感じです。主郭は腰程度の草木に覆われて見通しは悪いです。北側一段下がったところにも削平がきちんとされた郭があります。この北側が唯一尾根に繋がっていて、ここに二重の堀切があり、各堀切には土橋が残ります。特に、北側の郭の直下の堀切は両端が竪堀で落ちていて、郭と堀切との高さもあり、明瞭です。この城、キドラ谷という変わった名前、城主も不明でありながらそこそこの構えのある城で、不思議な城です。

主郭北側下の郭
歴史

詳細不明

堀切〜竪堀      堀切と土橋
東南の段郭        東側の段郭
道案内
登り口         斜面の道
尾根の曲り道(右手へ)        尾根道   
堀切前の尾根        城跡遠望

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