近江/ 番場城



ファイルNo1804

鎌刃城の支城

           堀切   

@ ばんばじょう 
  別名 殿屋敷城 

A住所:米原市番場
    旧:坂田郡米原町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:80m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・竪堀・土塁・石積み?
    (居館):郭・堀・石垣?

G時代/人物:鎌倉期/土肥氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  鎌刃城番場西登り口から20分
J撮影・訪問時期:2007年11月

  

道案内 

名神高速彦根インタを下り、原町の信号を右折して国道306号線に入り国道8号線に向かいます。外町の信号で右折し国道8号線に入り米原を目指します。7.5km先米原駅前を過ぎ、800m先を米原高校側へ右折します。≪または、名神高速米原インタから国道21号線を彦根方面に向かい、西円寺の信号で斜め左折し国道8号線に入り約800m先を左折します。≫ 県道240号線にて米原高校前を通過し、2.1Km先の番場の信号で右折します。≪あるいは米原インタから国道21号線に出て、次の樋口西の信号を左折し県道240号線に入り番場集落に入ります。≫ 1.4km先西番場で、名神高速道のガードをくぐります。このまま山道(滝谷林道ー車は無理)を進むと鎌刃城ですが、ガードをくぐりすぐに左折し、100m先で右の山に入ります。途中から竪堀状を直登します。居館跡はガードから100mほど登山口を進み、斜め左に入り、100mほど進んだ右手一帯です。(東番場から鎌刃城への登城道で名神高速道のガードから300mほどで右手に番場城の標識がありここへ入っても行けます。)

訪城備忘録

竹薮から登り出します。道は途中で無くなり、あとは竪堀状を直登します。竪堀の先端に石垣の痕跡が残りますが、はたして遺構なのか? 山頂まで登ると高圧鉄塔が建っています。この南の尾根側にわりと明瞭な堀切が残ります。さらに尾根を進むともう1条規模の小さな堀切がありました。高圧鉄塔の左側(北側)が主郭です。藪状態ですが、円形状で低い土塁が巡っているようです。その先は切岸下に副郭、その先は下り斜面です。鉄塔の管理道はこの先から登って来るようですが、よくわかりません。山頂からは鎌刃城方面、名神高速道、菖蒲嶽城などが望めます。麓の居館跡は大きく三段になっていて広い領域で、各段下に堀状の池がありました。段の斜面には石垣も残っていますが、居館跡というより耕作地跡という感じでどこまで居館跡の遺構なのかよくわかりません。

主郭
歴史

資料には土肥氏の居館とあるようです。山上の城域は監視の城という感じで鎌刃城の出城と考えられます。

主郭切岸        山腹の石積み
  堀切          城跡遠望
鎌刃城方面       山頂部よりの遠景       伊吹山方面
  
 堀?           麓の居館跡      堀の側面の石積み

近くの城・関連の城:枝折城