近江/ 甲賀・新宮城



ファイルNo0855

甲賀郡中惣のひとつの城

            主郭東側虎口土塁(主郭外から)   

@ しんぐうじょう 
  別名  −−−−−

A住所:甲賀市甲南町新治  
    旧:甲賀郡甲南町
B目標地点:善願寺・新宮神社

C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:山林

F遺構等:土塁・堀・碑・説明板
G時代/人物: 室町期/服部氏 
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  道沿い城址碑より5分


J撮影・訪問時期:2003年03月・2008年08月
            2014年12月 他

  

道案内 

新名神高速道の甲南インタを下り、料金所を過ぎた甲南インター口の信号を左折し、600m先の新治口の信号を左折(常時左折可)し、1km先杉谷南の信号で右折し県道132号線に入ります。700m先の信号で右折し県道49号線に入ります。県道49号線をさらに700m進むと善願寺が右手にあり、善願寺を越えて100mで県道は逆V字で右手戻る方向(磯尾川沿い)を進みますが、この途中の右手に城址碑と説明板が建っていて、ここから入ります。

国道1号線で湖南市(旧甲西町)方面から来ると、西名阪という信号の50m先の信号で右折し甲賀水口中心部に入ります。県道549号線を進みすぐの本綾野の信号で右折して水口町市街地(現:甲賀市)を抜けます。近江鉄道を越えて600m先の内貴橋北の信号で右折し県道122号線(旧:国道307号線)に入ります。道なりに1.5Km先の三大寺北の信号で県道4号線と合流し進みます。庚申口の信号で国道307号線を横切りさらに県道4号線を進みます。庚申口の信号より約1.7Km先矢川橋東(旧:杉谷)の信号の次の信号を斜め右に入り県道49号線に入ります。800m先で県道49号線は左折になります(直進は県道132号線です。)県道49号線をさらに700m進むと善願寺が右手にあり(この手前を右折すると新宮神社の茅葺の山門を過ぎ新宮神社を越えると坂を登り住宅団地に入ります。神社から200m先の住宅団地の反対側、左手雑木林の中が城址です。<大門池の南側に位置します> )善願寺を越えて100mで県道は逆V字で右手戻る方向(磯尾川沿い)を進みますが、この途中に城址碑と説明板が立っていて、ここから入ります。
 
訪城備忘録

住宅団地の東側と県道49号線に挟まれた丘陵の雑木林の中に新宮城と新宮支城があります。住宅団地の南北に走るメイン道路を神社から200mほど登ると(右手側路地2本目くらいの地点)、ここより左手に降りる細い道があります。住宅団地からはここから入ります。麓の道からは道案内の城址碑のところからです。主郭の土塁は完存、外側の空堀も明瞭に残り、西側の虎口には堀に土橋が残ります。主郭より東側に広い削平地を付属していて、升形の虎口郭があります。この下にも郭が二段ありますが土塁も無く不規則な形をした郭になっています。主郭北側下の堀には水源と思われる池もありました。整備され、間伐し、下草を刈られた城跡は、当時を蘇らせていました。新宮支城を含め、なかなかです。

説明板と城址碑
歴史

室町期、服部氏の城と伝えられます。

主郭内             西側虎口と土橋
主郭内          西側の堀
北側の堀と土塁・右端水源      主郭前の升形虎口郭  
  
主郭内土塁(2003年撮影)              新宮神社山門
北側の堀を上から見る   2003年撮影    西側の堀   

近くの城・関連の城: