近江　／ 三上陣屋



ﾌｧｲﾙＮｏ０６７９

　　　　　　　　　　　　　　　陣屋周辺から三上山　

①　みかみじんや　
　　別名

②住所：野洲市三上
　　　旧：野洲郡野洲町
③目標地点：
④形式：平城　　⑤比高：ーーｍ　
⑥現況：宅地
⑦遺構等：堀・移築門
⑧時代／人物：江戸期／遠藤氏
 ⑨満足度： 凸
⑩最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間：
 　　三上集落内１分

⑪撮影・訪問時期：２００１年０７月・２０２１年０９月

　　

道案内　

名神高速栗東インタより国道８号線で来ると野洲川大橋を渡り御上神社前の信号を右折します。３００ｍ先の三上小学校前の信号で左折し３００ｍほど先の右側の集落が三上です。
　
訪城備忘録

三上の集落を歩いてみましたが、遺構らしきものは見当たりませんでした。陣屋範囲を水路が廻っています。かつては石垣が残っていたそうです。表門は湖南市（甲西町）岩根の常永寺に移築されています。陣屋跡そばの個人宅に裏門が移築されていたようですが２０１３年頃に撤去されたようです。集落内には堂々とした門構えのお宅などがありました。
移築門
歴史

郡上八幡城の遠藤常久が元禄三年（１６９０年）に没し、遠藤氏二万四千石は改易となりました。元禄十一年（１６９８年）に白須才兵衛政休の長男の数馬胤親は、いったん大垣城の戸田氏の養子となり、その後、遠藤氏の家名を相続し胤親はこの地に陣屋を構えました。（五代将軍綱吉のお手つき侍女が側室となり、その実家の小谷家は旗本になり、妹が白須家に嫁ぎ、そこで生まれた子を大名に取り立てた（＝胤親）らしいです。）
集落の水路
集落の水路
三上山
比叡山遠望　　　　三上山中腹からの眺望　　水茎岡山城山と琵琶湖
三上山（希望ケ丘側から）　　　　　　三上城の山と小堤城山
中腹の割石　　　　　　　　　三上山山頂

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