近江の城037  

                                                                               

守山城  3763
大光寺

守善寺
A守山市守山1丁目
B 大光寺・守善寺
名神高速道栗東インタより国道8号線に入り、宅屋(やけや)の信号で左折し県道145号線を進みます。約2Km先でJR東海道線の陸橋を越えて勝部高架西の信号を右折します。約800m先が守山駅前の信号でここを左折します。約600m先の守山銀座西の信号を右折し県道2号線に入ります。道なりに進みます。(この辺が守山宿です。) 約200m先、路地に右折し、約150m先右手が大光寺です。大光寺前に守山の観光交流用駐車場があります。 大光寺、守善寺周辺が城跡です。城の遺構はありません。北側は中山道が通り、江戸期は守山宿でした。水路が大きな範囲を囲むようにあり、城の名残かもしれません。

C平城
F遺構等:なし
G室町期/宇野氏 
H満足度:凸
応永年間(1394年〜1428年)、関津城の宇野氏が支城として築城したとされます。天文年間(1532〜55年)、六角氏の支城となり、一族の種村道成が在城したようです。永禄十一年(1568年)、足利義昭を奉じて上洛の際、六角氏の観音寺城を始め近江の諸城を制圧、守山城も落城しました。織田氏と一向一揆との抗争の中、守山には金森御坊があり、浮気城、勝部城などとともに監視の城となっていたようです。一時期、稲葉良通(一鉄)の子の貞通が在城したようです。元亀二年(1571年)、金森の戦いがありました。

J訪城:2021年10月
中山道・守山宿  
本陣跡・井戸       宇野家住宅
  
千代城  3764
千代城案内板
八尾神社
A守山市千代町
B八尾神社・安楽寺
名神高速道栗東インタより国道8号線に入り、宅屋(やけや)の信号で左折し県道145号線を進みます。約1.5Km先の千代町の信号を右折し、またすぐを右折し千代町集落に入ります。約200m先の右手が八尾神社、千代町自治会館です。ここの周辺が城跡です。 城の遺構はありません。八尾神社前のクランク状の道の所に簡単な説明板が立っています。
C平城
F遺構等:説明板
G戦国期?/玉岡氏(千代氏) 
H満足度:凸
築城時期は定かでは無いようです。説明板には玉岡宿弥彦安が天正三年(1573年)に築城したと書いてありますが、玉岡氏は物部氏の末裔で古代氏族の流れてあり、古くからこの地に居住していたようで。城が天正年間というのも変かなと思います。玉岡氏は千代氏と名乗ったようです。天正年間 (説明板では慶長元年(1596年)となってますが)に千代中務大夫の時に落城したとされます。

J訪城:2021年10月
   

安村城 3765
日吉神社
A守山市阿村町
B日吉神社
名神高速道栗東インタより国道8号線に入り、宅屋(やけや)の信号で左折し県道145号線を進みます。約1.5Km先の千代町の信号の次の信号(約100m先)、勝部四丁目の信号を左折します。約500m先右手が日吉神社で、この辺から西側が城跡であったようです。周囲は住宅街、工場で城の遺構はありません。

C平城
F遺構等:なし 
G−−期/安村氏? 
H満足度:凸
築城時期、築城者は不明です。安村善平衛の名があるようです。

J訪城:2021年10月