美濃 椋実城
(欒峰城)



ファイルNo3803


              北の尾根の堀切              

@ むくのみじょう ・ らんぽうじょう 
  別名  

A住所:恵那市三郷町椋実
B目標地点:
C形式:山城  D比高:80m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・竪堀・土塁?・碑・標識
G時代/人物:戦国期/遠山氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  麓標識から15分

J撮影・訪問時期:2022年03月

  

道案内 

中央自動車道の瑞浪インタを下り、約1.2km先の薬師の信号で左折し国道19号線に入ります。約5km先の市原の信号で右折し県道20号線に入ります。約2.5km先の下小里の信号で左折し県道66号線に入ります。約14km先で瑞浪市から恵那市(三郷町地区)に入ります。市境から約1.6km先の佐々良木橋東のT字信号を右折し国道418号線に入ります。約2km先を右折しすぐを斜め左方向に進みます。 約2.5km先(八幡神社前を越えたあたり)の二股を直進します。(左折は椋実ダム・寿老の滝 方向) 約100m先の左手に「欒峰城跡・入り口」の標識があります。ここから奥に入ると左手に斜面と尾根が見え、まっすぐ下は田んぼがあります。その左手奥から入り右手の谷筋を登って行きます。そのまま登って行けば城域の下ですが、途中で右手の支尾根に登りそのまま支尾根斜面を登ると北側の堀切を越えて主郭に至ります。

訪城備忘録

谷の途中から右手支尾根斜面に登りました。(北から南へ進む感じです。) そのまま登って行くと浅い堀切形状を越え、その先の斜面を登りきると小郭があり堀切状を越えてさらに斜面を登りきると主郭でした。主郭はひょうたん型という感じで案外広い郭でした。主郭の南西側へ進むと南西側下と南側の下に郭が続いていて、真ん中に竪堀状の窪地が落ちてます。特に南側下は急斜面の下に大きな堀切形状が見えてましたが、急なんで下りませんでした。一番の見所だったかもしれません。^^; その堀切の先にも郭があります。戻って、主郭から北東側尾根に郭が続きます。主郭下の郭とさらにその下の郭とは高低差があり、堀切状に見えます。その北側にマウンド(土塁)があってその先には尾根上に細長い郭が残ります。主郭がわりと大きく居住性を感じる城でした。

麓の案内板
歴史

詳細は不明です。 史料によっては遠山十八支城のひとつに数える場合もあるようです。城主に遠山(度安)右馬丞安守の名があるようです。天正三年(1575年)、武田勝頼に攻められ落城したようです。

土塁?   北西尾根   堀切?
集落入口国道沿いにある案内板
  
北側支尾根の斜面
北側支尾根の堀切
主郭下切岸
主郭
南側の竪堀     南側尾根の郭
北東側尾根
主郭北下帯郭
北東側尾根
  
谷への侵入ルート    右手の谷筋斜面
城跡への斜面

近くの城・関連の城: