美濃 | 掛洞城 |
ファイルNo3627 |
山口城・法林寺城・祐向山城と同じ尾根上の城だが、ここの遺構は高度な縄張り
@ かけほらじょう |
道案内 | |||
国道21号線で岐阜市方面から来ると、長良川を瑞穂大橋で渡り、900m先の朝日大学口の信号で右折し県道23号線に入ります。5Km先の信号で直進し国道157号線には入ります。900m先で国道303号線左折の分岐交差点がありますが直進し国道157号線をそのまま進みます。4.5Km先で県道78号線と交差します。その先1.5Kmに道の駅織部の里があります。この手前100mほどに文殊の森の案内板がありこれに従い右折します。各所の案内板に従い道なり900mほど進むと文殊の森駐車場に至ります。ここより森の案内板に従い左手方向に登ります。途中まで一般車立入禁止のアスファルト道を進み、林道終点から遊歩道を登ると山口城で、ここを経由(野鳥の森経由)で望郷の展望台に向かいます。望郷の展望台が法林寺城です。または、林道終点から砂利道の林道を進むとバードウオッチ小屋を過ぎると左に尾根に登る遊歩道があり、ここを登ると望郷の展望台(法林寺城)です。さらには、駐車場からまっすぐ進みキャンプ場を越えて急な坂道を上り、文殊峠を越えて比高230mを登りきると望郷の展望台(法林寺城)です。 法林寺城主郭から北東側尾根に下りていきます。ここから尾根を進んでいくと祐向山城です。主郭から反対側南東の斜面を比高で80m、距離で3〜400mほど下りたところが掛洞城です。 |
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訪城備忘録 | |||
祐向山城の方は齋藤道三が一時城主であった、あるいは、齋藤竜興が一時逃げ込んだという記録があるようですが、この城はほとんど情報が無いようです。祐向山城の出城と思われる位置ですが、遺構は先進的でここが本城で祐向山城が詰め城、あるいは、見張りの城と感じます。 祐向山城からやや急な斜面尾根を下りて行きます。緩やかな尾根になったところに幅のある堀切があり、二重土橋があります。登ると巨岩があり、虎口っぽい感じです。さらに登りと明瞭な堀切があり、登りきると細長い郭になり低土塁状の上に立ちます。この低土塁はL字状に右側に郭に沿って伸びています。この城での最高地です。ここに木に説明板がくくりつけてあります。郭端で右手に進むと太平山への登山道ですが、右に曲がらずこのままやや左手直進します。すぐに左手に土塁があり、正面にまた土塁があり導線は右手に進みます。完全に虎口です。下りると左折れし下ります。その先に幅の広い土橋を伴う堀切があります。振り返ると堀切状に上の郭の切岸がそそり立った感じでです。堀切の先は大きな郭で三段になっている感じです。一番奥の郭の左手には大きな石が二個あります。ただ、無造作に置いてあるのかと思いましたが、ここは虎口で下からL字に曲がり郭側に入り、この大石のところで右手に折れて郭内に入る形になってます。郭の右手下には二段の大きな段郭があります。郭の下は明瞭で大きな堀切です。この堀切から竪堀に落ちています。なかなかの堀切です。この堀切から主要部郭側を見るとここも鋭い切岸です。この堀切の右手からスロープ登りになっていてさきほどの虎口に至ります。この城、大変高度な縄張りであり、感動ものでした。 |
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詳細不明です。祐向山城を参照ください。 |
近くの城・関連の城:祐向山城