美濃/ 久須見



ファイルNo0921

            副郭(主郭より堀切越) 

@ くすみじょう 
  別名  

A住所:恵那市長島町久須見 
B目標地点:恵那北小〜武並神社の西側300m
C形式:山城  D比高:30m 
E現況:神社・山林

F遺構等:土塁・堀切・竪堀
G時代/人物: −−期/松尾氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分

J撮影・訪問時期:2005年06月

  

道案内 

中央高速道恵那インタを下り、料金所前の信号で左折し県道68号線に入ります。1.2Km先で県道394号線との交差点の久須見の信号を越え、さらに2.8Km先、<木曽川の手前(笠置橋手前400m)>久須見のバス停で県道の右手(東側)の丘陵先端が城跡です。北側麓に廻って集落はずれから細い道があるようですが、私は県道脇に斜面に沿ってコンクリートの壁に階段が付いていてそこを登り、途中より直登しました。主郭後方の堀切のところにでました。帰りは、丘陵先端より東側へ歩いて行くと墓地があり、そこより南側に降る道があり、ここを降りると南側麓の民家の裏手に出ました。登る際に上がった階段から150mほど東に来た民家の裏でした。<私有地になるようですが、家人の方にお願いしてここから登るのがよいと思います。>
 
訪城備忘録

ここの住所、長島と書いて「おさしま」と読むんですね。(確かに、岡山の長船も「おさむね」ですもんね。「おさ」という読みはありだわな) さて城跡ですが、主郭は丘陵の尾根先端にあり40m程度の長さで幅20mほどの細長い形をしています。現在は古びた神社がありますが、草木が伸び放題で相当に荒れた状態です。主郭北側には一段下がったところに幅は狭いですが、50mほどの長さで郭があるようですがまったく藪の中でした。主郭東側に堀切があり、この堀切は北側・南側ともに竪堀として落ちています。この堀切を越えたところに副郭があり大きさは15m程度の円形に近い郭です。この郭は周囲を土塁が巡り、主郭との堀切と副郭の東側にも堀切があり遮断された空間を形成しています。規模は小さいですが、ただの監視目的だけの城では無いようです。

堀切
歴史

城史は詳細不明のようですが、僅かに松尾左京が城主であったと伝わるようです。

副郭より主郭側     副郭虎口
  

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