美濃 / 深坂陣屋



ファイルNo0491


            陣屋石垣と城址碑

@ ふかさかじんや 
  別名  −−−−−

A住所:揖斐郡揖斐川町深坂西村
    旧:揖斐郡谷汲村<たにぐみ>
 
B目標地点:
C形式:平城  D比高:−−m 
E現況:山林

F遺構等:郭・石垣・碑
G時代/人物: 江戸期/戸田氏 
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  県道から5分

J撮影・訪問時期:2004年06月

  

道案内 

大垣市内の国道21号線の河間の信号で右折し国道417号線を進みます。国道417号線を道なりに進み14Km先、揖斐川を越えた先の上新町の信号で国道303号線を越え県道251号線に入ります。県道は100m先で十字路を右折になり揖斐川市街地を走ります。500m先で県道は左折となります。1.5Km先で山道になり小野坂トンネルを越えます。トンネルを越えた700m先の左手集落の奥、山すそに陣屋跡はあります。 

 
訪城備忘録

トンネルを越えた左手後方の山は城ケ峰と呼ぶようです。なんらかの城があったんでしょうね。陣屋はトンネルから県道を進んでいくと、県道が左カーブする手前に道幅が広くなっているところがあります。ここより200mほど手前の路地を山側に入った集落の裏手が陣屋跡です。手前の畑地はなんとなく郭跡のようにも見え石垣で補強されていますが畑用の石垣でしょう。陣屋跡には平虎口のようになっている所に石垣があります。そこに城址碑も立っていますがこれは陣屋の遺構のようです。山すそ一帯はただっぴろい空間という感じです。

 
正面より陣屋内を見る
歴史

戸田大垣藩の初代の氏鉄の六男の氏照は谷汲に四千石分与されました。氏照の子の氏胤は弟の氏道に深坂に五百石を分与し、氏胤は三千五百石で延宝五年(1677年)頃に牛洞に陣屋を構えました。

  

近くの城・関連の城:揖斐城・大垣城・牛洞陣屋