信濃/ 大熊城



ファイルNo0393

  主郭

@ おおくまじょう 
  別名  −−−−−

A住所:諏訪市大熊
B目標地点:
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:畑地・山林

F遺構等:土塁・石碑・説明板
G時代/人物: 戦国期/千野氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  1分

J撮影・訪問時期:2002年06月

  

道案内   

県道16号の北大熊バス停そばの点滅信号より山側に入り、諏訪西中学校のそばを通り北方御社宮司社という神社前を通り抜け中央高速道の橋の手前です。
 
訪城備忘録
主郭南側

城跡は主郭の土塁を僅かに残すのみで、昭和四十八年に大規模な発掘調査がされたようですが、その遺構は地中に戻されたようで、その他にこれといった遺構は見当たりませんでした。

城址碑
歴史

千野氏の居城と伝えられますが築城時期は定かではありません。文明十五年(1483年)に文献にその名があります。諏訪神社大祝(おおほうり)に属する城で、当時対立していた下社大祝金剛氏との攻防の場となりました。天文十一年(1542年)の武田晴信(信玄)の侵攻で落城し天文十七年(1548年)頃廃城になりました。 

城は三日月状の自然丘陵上に主郭を築き周囲に六ケ所の郭を配したと言われる連郭式城郭でした。主郭南側には20mの土塁があり、その上に千野氏の名を刻んだ石祠が建っています。 <現地案内板をほぼ全文転記>

  

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