信濃/ 駒場城



ファイルNo0347

信玄終焉の地と言われるところにある城跡

       連続堀切   

@ こまんばじょう 
  別名  信玄ののろし台

A住所:下伊那郡阿智村大字駒場 城山 
B目標地点:阿智公園(信玄ののろし台)・長岳寺
C形式:山城  D比高:120m 
E現況:公園・山林

F遺構等:郭・連続堀切・土塁
G時代/人物: 戦国期/ーーー
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分


J撮影・訪問時期:2003年07月

  

【道案内】 

飯田市から国道153号線で進むと、阿智村に入り、駒場東の信号で左折し県道64号線に入ります。すぐに道は大きく凸字で曲がったます。それを越えると伍和地区でその最初の右への道に入ります。阿智公園の案内板があります。高台までのぼるとそこからは道が細く車を乗り入れるのは躊躇します。私は阿智公園の看板のところから歩いて登りましたが、なんとか乗用車でも「信玄ののろし台」の看板がある尾根先端までは行けそうです。「信玄ののろし台」の看板は国道153号線あるいは中央高速の阿智パーキング付近で見えます。



【訪城備忘録】

信玄ののろし台の看板のあるところも削平地となっており郭跡と思われます。ここは草が生い茂り整備されていませんでしたが、祠がありました。ここより尾根側に登りますと児童遊具の設置してある公園があります。ここが主郭と思われます。ここよりさらに進むと堀切が3条ほど連続にあります。この連続堀切は明瞭で見応えありました。

なお、麓の阿智川沿いにある長岳寺は駒場で死去した武田信玄の火葬の地とも言われています。


【歴史】

築城時期も築城者も不明です。現在、「信玄の狼煙台」の言われているように武田氏が天文十四年(1545年)、伊那進攻以降に使用されたようです。


  
  
信玄ののろし台の看板
(中央高速道側から)
  
  

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