東三河/ 海老陣屋



ファイルNo0880

            陣屋下を巡る石垣   

@ えびじんや 
  別名  −−−−−

A住所:新城市海老
    旧:南設楽郡鳳来町海老
 
B目標地点:
C形式:丘城  D比高:15m 
E現況:宅地・畑地

F遺構等:郭・石垣
G時代/人物:江戸期/菅沼氏 
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  海老郵便局から5分


J撮影・訪問時期:2005年05月

  

道案内 

新城市内より国道151号線で来ると、有海に信号で国道257号線に入り鳳来町を北上し約6Km先の長楽の信号で右折し県道436号線に入り、玖老勢の信号で県道32号線に合流し進みます。玖老勢の信号から5Km先で左折(海老の信号の手前)し県道435号線に入り海老橋を渡ると道は左にカーブします。この先に海老郵便局があります。郵便局の反対側、県道の西側10mほどの高さのところを走る道のやや北寄りに陣屋跡があります。(海老橋からみると斜め右上方向にあります。)
 
訪城備忘録

郵便局の前に上の道に登れる石段があります。上の道に登り稲荷神社のところまで行くと民家の右手高台に石垣が見えます。陣屋跡の下部を巡る石垣と背後山側斜面に石垣が残ります。

道から見た石垣
歴史

戦国期の築城時期は定かではないようですが、佐野入道の居館があったとされるようです。この陣屋背後の山頂には戦国の居館時代の詰城があるようです。江戸期に入り、文政九年(1826年)、旗本(三千石)の菅沼定敬が陣屋を構えました。海老菅沼氏は新城菅沼氏の分家のようです。嘉永六年(1853年)、海老陣屋の役人と農民が騒動が起こり、陣屋は閉鎖されました。元禄元年(1688年)に菅沼定賞が海老陣屋の用材を釣月寺に提供しそれで本堂を作ったという記録があるようです。

陣屋跡       山側の石垣
  

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