東三河/ 奥平館



ファイルNo0762

            堀切   

@ おくだいらやかた 
  別名  川口殿屋敷

A住所:北設楽郡設楽町東納庫川口 
B目標地点:     
C形式:丘城  D比高:20m 
E現況:宅地・山林

F遺構等:堀切・竪堀・土塁
G時代/人物: 戦国期/奥平氏
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  5分


J撮影・訪問時期:2005年04月

  

道案内 

東名高速道豊川インタを下り、国道151号線をひたすら17Km北上し国道257号線に入ります。30Km先が設楽町役場です。さらに国道257号線を10Kmほど進むと東納庫地区の名倉郵便局・名倉小学校を越え、道の駅なぐらの手前700mのところ、川口バス停から右手方向の道に入ります。400mほど直進して左折、上の民家の背後が館跡です。
 
訪城備忘録

居館跡は麓の現在は宅地と田畑になっている所ですが、面白いのは背後の山裾です。家人の方に承諾をいただき山に入ります。10mも登ると竪堀があります。これは、山の斜面に∩の形で竪堀=堀切=竪堀が掘り込んであり、さらに、東側の竪堀の東側下は崖なんですが、それに沿って登り土塁が築いてあります。しかし、∩に囲まれたところは山の斜面のままという状態でこの空間は何に使われたのか判りませんが頂点は見張り台にしていたのかもしれません。往時は両竪堀を平坦地から台地先端まで延長して居館を防御していたのではないかと想像されます。

遠景
歴史

名倉奥平氏の二代奥平喜八郎信光の居館と伝えられます。

東側竪堀と登り土塁          西側竪堀(下から)
  

近くの城・関連の城:清水城 寺脇城