東三河/ 船形山城



ファイルNo0115

遠江・三河の境目の城 

        主郭城址碑

@ ふなかたやまじょう 
  別名 

A住所: 豊橋市雲谷(うのや)町 
B目標地点:普門寺 
C形式:山城  D比高:220m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・土塁・碑
G時代/人物: 戦国期/今川氏
H満足度:
凸☆
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  普門寺より30分


J撮影・訪問時期:2002年10月

  
主郭の土塁?

【道案内】 ←雲門寺   ←城域

国道1号線より県道3号線に入り湖西市方面に向かい、二川を越えてしばらく行くと雲ノ谷の信号にて斜め左に入り、そのまま普門寺に向かいます。普門寺駐車場から本堂に向かい、本堂を正面の右手側より普門寺自然歩道を登ります。比高200m程度で普門峠の尾根に出ます。尾根を左で進むと鉄塔のある場所が本郭、さらに進むとやや明瞭な堀切があります。普門峠の右手側にも明瞭ではないですすが削平地があります。



【訪城備忘録】

城域は船形山尾根上に細長い連郭式の城です。郭にしても土塁にしても明瞭とは言えません。主郭のある東の郭はそれでも堀切はわりとわかりやすいですが、普門峠を挟んだ反対側の西の曲輪は削平地からして不明瞭です。


【歴史】

明応元年(1492年)頃、今川氏親が築かせたもので、多米又三郎が守ったが戸田宗光に攻められ落城するも、今川氏の反撃で奪回されました。その後、永禄七年(1564年)頃、徳川家康の小笠原氏が守備し、永禄十一年(1568年)の家康の遠江侵攻の拠点のひとつとなっていたようです。 (資料より)

  
堀切
  
  

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