東三河/ 野口城



ファイルNo0109

主郭前面の郭に櫛状に堀と土塁が連なる。なんのためか?

            主郭背後の堀切   

@ のぐちじょう 
  別名  −−−−−

A住所:豊川市野口町
B目標地点:野口団地
C形式:山城  D比高:40m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀・堀切
G時代/人物:−−/−−
   室町中期〜戦国期/細川氏〜今川氏?
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  調整池から10分


J撮影・訪問時期:2003年04月

  

道案内 

東名高速道の豊川インタを下り、豊橋方面に出ます。すぐの豊川IC南の信号を右折し県道31号線に入り、音羽町方面に向かいます。1.5km先の四ツ屋の信号で左折、3.5km先の穂ノ原3西の信号で右折、400m先の池田の信号で左折、500m先の市田町西浦の信号で右折し、野口団地に向かいます。野口団地手前に点滅信号があり、鋭角に左折し、100mほどで右手に山に入れる道があります。調整池の脇を通り、少し藪道を抜けると、平虎口的なところに出ます。そこを入り、左手に掘底道のような空堀を登ると主郭下の大きな堀切に出ます。堀切より5mほど登ると主郭にでます。
 
訪城備忘録
主郭

期待していなかったのですが よく遺構が残ります。主郭下の堀切は一見の価値はありますし、主郭前面の空堀が二重で、しかも、平坦部の片側に寄っており、城道は崖に沿って端っこにある変わった形です。

郭内の空堀
歴史

築城年代・城主の詳細は不明のようです。史料に細川民部大輔の居城とあるようです。ただ、遺構はもう少し年代は新しいようです。近くの八幡砦と合わせて対松平氏(松平元康=徳川家康)のための今川氏(氏真)の支城かもしれません。

  

近くの城・関連の城:八幡砦 ※