東三河/ 比丘尼城



ファイルNo0107

      主郭  

@ びくにじょう 
  別名  −−−−−

A住所: 新城市中宇利雁津・岡・丸山 
B目標地点:     
C形式:山城  D比高:150m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀・竪堀・堀切・井戸・碑
G時代/人物: ーー期/ーー氏
H満足度:
凸☆
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  駐車場より15分(約比高100m)


J撮影・訪問時期:2003年04月

  

道案内 

県道81号線を豊橋方面から来ると、中宇利信号を右折します。(信号手前50mのところに「比丘尼城入り口」の白い小さな看板があります。)集落を抜けると広い道に出ます。この道は国道301号線を富岡の信号から200mほど宇利峠側に行ったところで左折する道になります。広い道へ右折し50m先に比丘尼城の道標があり、そこより山裾を少し行くと右手調整池、左手登ったところに駐車場があります。ここら一帯は数十種の桜が植樹されハイキングコースとなっています。駐車場より15分ほどで城跡に着きます。途中道標もあり迷うことはありません。
 
訪城備忘録

途中の眺めはよく、春は桜を見ながら散策ができるようになっています。遺構は明瞭とはいえませんが、主郭下を巡る横堀が薄く確認できます。

歴史

詳細は不明です。宇利城の出城・支城という事も考えられます。比丘尼というくらいですから女性が居た城なのかも知れません。全国に比丘尼城という城は何箇所かありますね。虚空蔵山城という城も多いですけどね。どちらも仏教に関連していて、比丘尼は、仏門に帰依し、具足戒を受けた尼僧で諸国を廻ったようです。室町以降は尼の姿をした女芸人を言うようになったそうです。また、虚空蔵とは虚空を蔵するの意味で、虚空蔵菩薩は広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩様という事らしいです。智恵や知識、記憶といった面での利益をもたらす菩薩様のようです。なんか城歴には関係ないですけど・・・。

  横堀     横堀から竪堀
  

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