東三河/ 津具城



ファイルNo0028

奥三河山間部にある技巧的な縄張りの城

                            主郭東側の空堀

@ つぐじょう 
  別名 

A住所:北設楽郡設楽町津具字麓 
    旧:北設楽郡津具村麓

B目標地点:麓のバス停 
C形式:山城  D比高:100m 
E現況:山林  

F遺構等:郭・切岸・土塁・空堀・堀切 
G時代/人物:戦国期/後藤氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  麓バス停付近より25分

J撮影・訪問時期:2004年03月

  
二の郭土塁

【道案内】 

東名高速道豊川インタを下り、国道151号線をひたすら40Km北上すると東栄町の三輪地区です。この先、国道を進む事10Kmの間で県道10号・県道80号・県道427・428号などで左折しとにかく津具総合支所(旧:村役場)を目指します。 津具中学校そばの見出交差点からすると、県道427号を東へ500mに麓のバス停があります。津具川沿いで、ここで、川を背にして前面に山が2つあります。この左の山の山頂が津具城です。麓バス停右前に林道が山の中に向いています。
 



【現況・訪城記録】

現地に着いた時点では どちらの山が城跡かわからず、聞く人もおらずで、一か八かでバス停から見て右の山に直登しましたが見事にはずれでした。^^;; 城跡には林道を左の山を巻くように歩き、後ろ側から登る道があるらしい(右の山から下りてきたら県道沿いの家の方がおられて教えていただいた)。ただ、小さな神社から登ったほうが急だが近いとのことで、そこより登ることにしました。 神社はわかりにくいです。麓のバス停から県道を見出交差点方面に200mほど戻ると「李○○○美術館」という私設?の家があります。そこから山に入るとすぐに神社があり、さらに祠を越えると沢が前方で左右の二つになります。右側の堅堀状を50mほど直登します。 急ですが3月でしたので下草は少なくそうしんどくはなかったです。 尾根まで登り、左へ歩くと城跡に入ります。印象は旭町の槇本城かな・・。しっかりした堀切・空堀と今も鋭い切岸が印象的です。主郭には土塁はありませんが、主郭下の郭は土塁で防御され、資料では馬出の機能とされています。横堀の多用がただの土豪の城ではないなと思わせます。

【歴史】

文献としては永禄五年(1562年)の今川氏の文書に城の存在が出ているとのことです。ただ、遺構は今川氏ではなく武田氏系の城なのでしょう。近くの津具金山の存在との関連はあるようです。城主としては後藤氏の名が史料に出てくるようですが、後藤氏は武田氏系と思われます。徳川氏が天正三年(1575年)に後藤氏を討ったという文書があるそうです。(資料より)この天正三年の津具攻めに寺脇城の名倉奥平氏が関わっているようです。この寺脇城の元々の城主が後藤氏であり、その後に松平忠吉の家臣となった名倉奥平氏三代信光が戸田加賀守を呼ばれ、この家臣に後藤氏がいるようです。これらは関連があるかもしれません。


  
主郭
  
主郭切岸
     
  

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