尾張 桑下城



ファイルNo1855

      虎口形状  

@ くわしたじょう 
  別名 

A住所:瀬戸市上品野町
B目標地点:城前バス停
C形式:山城  D比高:30m 
E現況:山林・畑地

F遺構等:堀・土塁
G時代/人物:戦国期/長江氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  バス停から10分

J撮影・訪問時期:2008年04月

  

道案内  

東海環状道瀬戸品野インタを下り、国道363号線の交差点、上品野の信号で右折し国道を岐阜県方面に進みます。400m先の城前バス停付近で左の路地に入ります。(車の駐車場ないため、車は稲荷神社付近までもっていって駐車させてもらう方がいいかも)100m先を品野川を渡るとすぐに右手を登ると城跡です。

訪城備忘録

私が訪城した頃には発掘調査はもう埋め戻さつつあり、箱堀や礎石・建物跡の大半は見られませんでした。しかし、南側にはL字の土塁と堀が残り虎口形状が残ります。この城は国道のバイパス建設にかかっていて、消滅するようです。

発掘場所全景
歴史

応仁の乱の頃、美濃今須城(関が原町)を居城とした長江氏は美濃土岐氏方の斉藤氏に敗れて、長江利景は尾張に逃れ、桑下城を築いたとされます。利景以後は長江景則、景隆が居住し、松平氏に属していましたが、後には織田氏に属したとされます。永禄三年(1560年)に今川氏に付いたため、品野城・落合城とともに織田信長に攻めれて落城しました。

薬研堀痕跡        建物跡痕跡
土塁         登城口
  

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