尾張/ 蟹清水砦
小牧御殿



ファイルNo0612

               蟹清水砦の碑  

@ かにしみずとりで 
  別名 

A住所:小牧市小牧町
B目標地点:
C形式:平城  D比高:−−m 
E現況:宅地

F遺構等:石碑・類似説明板
G時代/人物:戦国期/織田氏・丹羽氏
      小牧・長久手の戦いの徳川方砦
H満足度:
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  2分

J撮影・訪問時期:2004年07月

  

道案内  

国道41号線の弥生町の信号から県道197号線に入り、小牧山の南側(小牧市役所側)を進みます。1.4Km先、小牧商工会議所東の信号で右折し、200m先の保険センター前の信号で左折し、80m先に蟹清水砦の碑と道路向かい側に小牧御殿の碑があります。 

訪城備忘録

碑があるのみで遺構はないようです。小牧長久手の戦いの防衛ラインとひとつの砦です。

歴史
蟹清水砦:最初は織田伊勢守系の織田与四郎の館があったようです。織田信長の小牧山城居城時は丹羽長秀の屋敷があったと伝えられます。天正十二年(1584年)の小牧長久手の戦いの時には信雄・家康連合軍が砦を築いたとされます。家康方の砦は豪族などの屋敷跡を砦に修復したものが多いようで、他に、宇田津砦(宇田津氏の屋敷)、田楽城(長江平衛門の屋敷)、南外山砦(堀尾孫助の屋敷)があります。

小牧御殿:寛永二年(1625年)に江崎甚左衛門の屋敷を尾張徳川義直が御殿にしたと伝えられます。また、天明二年(1782年)にはこの御殿の一角に小牧代官所(陣屋)が設置されました。

岸田家住宅:名古屋と中仙道を結ぶ木曽街道(上(うわ)街道)の小牧宿の脇本陣として利用された旧家の建物で、1800年頃のものとされています。

 小牧御殿の碑      小牧宿・岸田家住宅
  

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