西三河 一色城



ファイルNo1471


          主郭背後の堀切              

@ いっしきじょう 
  別名  

A住所:豊田市一色町
    旧:東加茂郡旭町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:50m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・堅堀・土塁
G時代/人物:戦国期/鈴木氏?
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分

J撮影・訪問時期:2006年06月・2023年05月

  

道案内 

豊田市内国道153号線平戸橋で県道11号線に入り、西広瀬を抜け矢作川沿いの県道11号をひたすら旭町小渡に向かって走ります。平戸橋から約22Km先、小渡の信号(旧旭町役場手前)からさらに約5Km先で右折し県道20号線に入ります。約2.5Km先で左折し、約2km先で一色集落に入ります。そのまま集落背後から山に向かって道があります。集落背後に行くと左に林道浅野線があり、ここへ左折します。小さな橋を渡り、S字の登り坂を登り、直線になった中間に右手に藪が薄くなったところがあります。ここを入ります。

訪城備忘録

2006年に訪城した際は城域がわからず一色集落周辺をウロウロしましたがわからなかったため、断念した城跡でした。今回は先達の情報もあって無事に到達しました。^^

林道の左手の木にピンクのテープがくくってあります。右手に入るとすぐに広い平坦地に出ます、入ってきた所は城域の北端の堀です。平坦地に入ってすぐに左手に登ってもいいんですが相当の藪ですので、平坦地を奥に行くと、この堀に土橋がかかったところがありここから入ります。この辺は堀の状態もよくわかります。土橋を越えるとやや左手に進むように右手にややL字状の土塁がある感じです。ここを越えるとまた大きな平坦地です。前方(山側)に大きな段差の切岸があり、ここを登ると主郭、その背後が堀切です。山側の切岸を登り、さらに登ると主郭です。藪がきついですが山側が削り残しの大土塁になってます。その背後が深い堀切です。両斜面は急で竪堀が落ちてます。それでも西側斜面は東側斜面に比べやや緩い斜面で、こちら側に三条程度の畝状竪堀状の窪地が確認できます。

主郭廻りは小さな面積ですが、堀切は相当に深いものです。また、北側の大きな平坦地は往時からこうなのか畑が何かの跡なのか判断が付かないです。土橋のある箇所も技巧的でもあり、興味深いです。

歴史
城域方向

城史は詳細不明です。


北端の堀と土橋       林道からの進入路
地理院地図より
  
      北端の堀         北端の堀の上(東側)藪です。
北端の堀と土橋
北端の堀
北端の堀と土橋を上から・左端は土塁
北端の堀と土橋を上から・左端は土塁
北端の堀と土橋を上から・左端は土塁
下の段の平坦地から切岸を見る 
切岸上から下の段の平坦地を見る
主郭と土塁 
主郭背後の堀切
主郭背後の堀切
主郭背後の堀切からの東斜面竪堀
主郭背後の堀切からの西斜面竪堀
西斜面の畝状竪堀状

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