道案内  |
豊田市内から国道153号線で旧足助町へ進みます。足助大橋西の信号で右折し、国道420号線に入り橋を渡ります。飯盛山(城)を右手に見ながら足助町中心地を通過、橋から約900m先のY字で直進(斜め右は国道420号線)し、県道366号線(旧国道153号線)に入ります。約1.2km先、今朝平の信号でやや右手へ入り、県道33号線に入ります。約4kmほど行ったところで道が右カーブすると荻野小学校があり、小学校を過ぎたところで左折し県道366号線に入ります。約3km先、県道で千田地区まで行って右折する道が有ります。(五反田・上八木という標識がでています。)右折して約500m程度でまた右折し登る道があります。(上八木の標識があります。) そこより約600m程度で道沿い右に「宗源禅寺」の石碑があります。この道に右折し宗源寺までいきます。 宗源寺の南側、谷を挟んだ反対側の尾根に城跡は有ります。
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| 訪城備忘録 |
谷は畑地になっていたようで、寺から道が続いています。谷から城跡のある尾根への道を進みますと尾根で切通しのようになっており、往時は堀切であったようです。この切通しの真ん中で尾根に向かって登ります。最初の5mぐらいまではやや藪状態です。藪を抜けると下草も無くなります。城は切通しから10mほど登ると浅い堀切状があります。その先へもう少し登ると主郭です。
主郭手前で横堀にぶつかります。横堀は右手(南側から)から主郭を巡り左手真ん中(西側を巡って北側の真ん中くらいまで)くらいまで続いています。その先は土塁が遮り行き止まりです。横堀を区切るように土塁があります。(この土塁はちょっと見た目は土橋に見えます) この横堀は北側にある大手の登り口からの通路なのでしょう。その土塁の向こう側は切岸になっており堀底よりさらに低いところに腰郭的空間があります。主郭の東側・尾根側には明瞭な堀切があります。
2025年、21年ぶりに再訪しました。昔に比べ主郭周囲の藪が無くなってました。(季節もあるでしょうけど。)
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登り口の標識
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城の築城時期・築城者は不明です。昔は信州伊那谷へ通する最短の街道が城の南側を通っていたようです。これを監視するための城でしょうか。横堀を通路に使用する技法は徳川氏の城に多いとの事で、この城も徳川氏関連の城かもしれません。 (資料より)
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