西三河/ 乙ケ林城



ファイルNo0097

            主郭背後の堀切

@ おかばやしじょう
 別名  −−−−−

A住所:豊田市乙ケ林町
    旧:
西加茂郡小原村乙ケ林 
B目標地点:     
C形式:丘城  D比高:20m 
E現況:竹林・雑木林

F遺構等:空堀・堀切・土塁
G時代/人物: 戦国期/春日部氏?
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  5分

J撮影・訪問時期:2004年04月

  

道案内 

豊田市街地から来ると、国道419号で小原の北篠平まで来たら県道485号線を経由し、T字で左折し県道19号線にでます。1.4km先、乙ケ林下立の信号右折します。120m先の路地に左折し、50m先のY字のところが城跡です。ここの尾根先端が城跡です。尾根先端の麓には(道のすぐ左側)に民家・診療所が並んで建っています。城跡には民家の裏手、道の横から細い登り道があります。
 
訪城備忘録
横堀

登り口から登るとすぐに竹薮になっている主郭に入ります。主郭は尾根先端を削り込んで作られたもので、その背後は削り残しの土塁が3mほどあります。さらにその先には堀切があります。堀切の先に郭跡がありますが未完成という感じで郭内は自然地形的ですが、その周囲は三方を堀が巡ります。凸状に堀切と横堀が連結されており防御施設でもあり堀底道でもあったようです。単郭の館城が戦時の拡張をしようとしたもののようです。
     
尾根側の堀切
歴史

築城時期、築城者は定かではないようです。複数の史料で、春日部佐渡守定縄、岡田平蔵、三宅利兵衛道清が城主とあるようです。三宅氏は本多忠勝の菓子であったとの事です。

堀切
土塁
  

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