西三河/ | 小原市場城 |
ファイルNo0096 |
三河には少ない石垣の城 また 同様に三河に少ない畝状竪堀が残る城
@ いちばじょう |
道案内 | ||||
豊田より国道419号線で来ると、市役所支所(旧小原村役場)横を越え(大草の信号)て すぐの小道を右折し、西運寺を越えて少し進むと右手に城跡駐車場があり、城は左側の上です。 <国道419号線から市場口で県道354号線に入り途中右折し、市場古城そばを越え、本城小を通過し市場城に来る事もできます> |
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訪城備忘録 | ||||
駐車場より少し登るとすぐに城跡入り口です。南側に回り込んで主郭に向かいます。順路は南から東側に回りこむと石垣が目に飛び込んできます。公園化整備の中で積み直しもされているのでしょうか、きれいな石垣です。それにしてもりっぱな石垣です。本丸北西側には三河では少ない畝状竪堀が明瞭に残ります。大改修の際、畝状の上部が破壊され横堀が通ります。横堀には石垣を伴う外枡形虎口があります。これも大改修で堀切を埋めて作られたとの事で、大改修で在地の城から織豊期・徳川の城に変化していることが認められるとの事です。 2018年に久しぶりに訪城してみたです。冬場ということもあったでしょうが、伐採が進んで見やすくなってます。夕方の訪城だったんで暗いのが少し残念でした。 【補則】 1:小原村郷土館では「小原の城郭」なる小原村教育委員会発行の小冊子が無料でもらえます。 2:市場城は11月に行くと紅葉と四季桜が見られます。 赤と淡いピンクのコントラストは美しいです。 |
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足助より移住した鈴木氏が鈴木親信(後に鱸氏と改称)の時期の文亀二年(1502年)に市場城を築き、市場古城より移ったものです。その後、鱸氏が徳川氏家臣団に組み込まれ、天正十一年(1583年)に市場城は大改修されたようです。文禄元年(1592年)に鈴木重愛は改易され、市場城も廃城にされたとの事です。<現地案内板より 小原教育委員会> |
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