伊賀 霧生城



ファイルNo3950


              主郭土塁              

@ きりゅうじょう 
  別名  

A住所:伊賀市霧生
    旧:名賀郡青山町

B目標地点:
C形式:丘城  D比高:50m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・竪堀・土塁・案内板
G時代/人物:室町期/福山氏
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  林道入り口から10分


J撮影・訪問時期:2023年06月

  

道案内 

亀山市より名阪国道(国道25号線)で来ると、伊賀(上野)市の上野東インタで下り、国道422号線を名張方面に進みます。12Km先の国道165号線との交差点の青山羽根の信号で直進し木津川を渡り、県道29号線に入ります。約15km先で(霧生のバス停付近)で県道693号線の分岐を通過します。バス停から約300mを右折し伊賀コリドールロードに入ります。約200m先、左手に林道入り口のゲートがあります。これを入ってすぐに左手先端から尾根に登ります。このまま尾根を登って行き、主尾根まで行ったら左手へ進み尾根先端の城域に行きます。(城跡麓はフェンスで囲われているため県道側から登るのはゲートが無いのでできないと思われます。)

訪城備忘録

城跡のある主尾根から西に分岐した支尾根先端から登って行きます。二つの尾根に挟まれた箇所は綺麗な谷間になってました。主尾根まで登り、左手に進むと尾根に半分かかった片堀切がありました。案外明瞭です。その先、主郭の切岸下に堀切があり、こちらも浅いですが案外明瞭です。主郭はほぼ土塁がまわっていました。北下及び西下に小郭があるように見えます。主郭斜面を北側に下りると背後(南側)に土塁がある下の郭というべき平坦地があるはずなんですが、藪もきつくてよくわかりませんでした。もっと下?だったのかもしれません。

城跡遠景
歴史

北畠氏の家臣、福山出雲守によって築城されたとされます。 天正九年(1581年)の天正伊賀の乱では織田信雄軍に攻められ、南伊賀衆とともに国見山城に寄って最後の抵抗をしたようです。

南側の堀切を横から      主郭の切岸を北から
バス停にある案内板
  
主郭南の尾根(主郭背後)から片堀切と堀切を見る
片堀切
片堀切を下から
主郭南下堀切
堀切から竪堀
主郭内と土塁
主郭土塁
主郭北下小郭
主郭西下帯郭?

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