伊勢 五ケ所城



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                空堀            

@ ごかしょじょう 
  別名 愛洲城 

A住所:度会郡南伊勢町五ケ所
    旧:度会郡南勢町

B目標地点:愛洲の館
C形式:丘城  D比高:40m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀・土塁・碑・説明板
G時代/人物:期/愛洲氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  愛洲の館から10分

J撮影・訪問時期:2018年01月

  

道案内 

伊勢自動車道の玉城インタを下り、サニーロードをひたすら南下します。約30km先、船越の信号で海に出ますので、左折し国道260号線に入ります。約1.2km先の橋の手前の信号で左折し県道12号線に入ります。約1km先の右手の橋を渡った先の愛洲の館まで行き、この裏手に丘の上に行く階段がありますのでそこを登りました。副郭に至りますが、ここから主郭への道が無いので、正式の道は南側から登るのが正解です。
 
訪城備忘録

主郭を丘陵の北端に据え、南側と西側に展開している感じです。西側副郭は公園のようになっていて、ここから主郭側に空堀が巡り、この空堀は主郭下にもあって、主郭から見ると二重の堀になってます。主郭には一部土塁も残り、櫓台とも言われます。南側に下りて行くと居館跡の正方形に近い空間地もありました。

主郭の石碑と説明板
歴史

築城時期は定かでは無いですが、南北朝期には愛洲氏の居城でした。愛洲氏は南朝方として活躍しました。愛洲宗家などの名が見られます。その後、北畠氏に従い、戦国期に入り、愛洲親忠、国忠の名があります。天正四年(1576年)、織田信長の子の信雄が北畠の当主になっており、北畠具教を誅殺しました。五ケ所城も信雄派北畠軍に攻められ落城しました。

主郭手前     空堀
愛洲の館説明板
五ケ所湾
  
竪堀状    副郭切岸
空堀
空堀
主郭手前
空堀
主郭から空堀を見る
主郭土塁
主郭
空堀

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