伊勢 長原城



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                     畝状竪堀             

@ ながはらじょう 
  別名 永原城・大崎玄蕃守城 

A住所:度会郡度会町長原
B目標地点:長原神社・長原公民館
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・土塁・畝状竪堀・碑・説明板
G時代/人物:戦国期/大崎氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  15分

J撮影・訪問時期:2018年01月

  

道案内 

伊勢自動車道の玉城インタを下り、玉城インタ入口の信号を右折、200m先の信号を右折し県道65号線に入ります。道はいいですが山道を進みます。約6.5km先(度会町役場を過ぎて)棚橋の信号で右折し県道38号線に入ります。宮川沿いを進み、約7.8km先、長原のバス停付近の県道沿いに「長原神社・長原城址」の標識が右手にあり、ここを右折し、神社手前左の公民館の駐車場に駐車します。
 
訪城備忘録

神社本殿右手に説明板があり、ここから登ります。尾根まで幅のある道が続いています。城域手前が細尾根になってますが、城域に入る虎口・土橋にも見えます。渡ると主郭の切岸が正面にあり、右手斜面に四条の畝状竪堀があります。畝堀の土塁こぶが明瞭です。その先、主郭東下は幅のある堀切になってます。西側には帯郭が巻いていて、途中に竪堀のような道のような窪みがあります。主郭北側は急斜面になってました。主郭には祠があり、低い土塁があります。 基本は単郭の城で、説明板には石垣もあったようですが江戸時代に転用されたとありました。小規模な城跡ですが、畝状竪堀を見るだけでも価値はありました。

登り口と説明板
歴史

築城時期、築城者は不明のようです。戦国期に大崎玄蕃頭(守)が城主で北畠氏の家臣であったようです。玄蕃は弘治二年(1556年)に没したとあるようです。

東の堀切        主郭と城址碑
  
城域手前細尾根         主郭切岸
畝状竪堀
畝状竪堀
西側の竪堀?       主郭北側急斜面

近くの城・関連の城:立岡城