伊勢 家城城



ファイルNo3028

二重堀切が明瞭な城跡

                            二重堀切の一つを横から

@ いえきじょう 
  別名  

A住所:津市白山町南家城
    旧:一志郡白山町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:100m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・竪堀・標識
G時代/人物:鎌倉期/家城氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  麓から10分

J撮影・訪問時期:2015年11月

  

道案内 ←登り口   ←城跡

伊勢自動車道の久居インタを下り、国道165号線を西に進みます。約15km先、近鉄大阪線の大三駅そばの大三の信号で左折し県道663号線に入ります。約2.5km先の川口で右折し県道15号線に入ります。約5km先、名松線家城駅の手前の白山警察署の手前200mの路地に左折します。200m先の山裾のT字を左折し100m先、民家の向かいのフェンスに扉になっていてそこから入ります。 (ただ、城跡の南側に林道が通っています。一般車両が通れるかは不明ですが、ここでしたら城跡の背後まで車で登れるという事になります。ここは白山警察署の50m先を左折し400m先で直進し、さらに200m先を直進して山道に入ります。約1km先の左手が城跡です。)
訪城記録

山の周囲はフェンスが巡っています。民家前のフェンス扉は針金一本で止められているため、ここからなら山に容易に入れます。山に入ると目の前が沢で、左手の尾根先端に登り、そのまま尾根を南側に登って行きます。尾根を登りきると東西の尾根に至ります。これを右手の坂を登って行くと城跡です。坂道を登りきり手前右手に大きな竪堀形状の地形があります。登りきると主郭東下の二重堀切があります。これがけっこう明瞭です。北側に張り出し郭、北から西、南側へ主郭下を帯郭が巡っていました。 南側へ支尾根あり、小さな段郭と小さな堀切があります。その先に林道が出来てました。主郭はややひょうたん型で土塁はありませんが、北側に土壇があり、これは櫓台でしょうかね。こじんまりとした城跡ですが、二重堀切が一見の価値がある城跡でした。

主郭土壇と城址碑
歴史

正中年間(1324〜26年)に北畠氏の家臣の家城主水正が築城したとされます。戦国期に入り、末裔の家城主水佑之清は槍の名手とされ、永禄十一年(1568年)、織田信長が伊勢に侵攻、北畠氏は大河内城に籠城、之清も籠城し奮戦しますが、翌年和睦が成立し、事実上北畠氏は織田氏に吸収されました。天正四年(1576年)に北畠具教が殺害され、翌年に具教の弟の具親が北畠氏再興の志で挙兵、この際、之清は具親に従いましたが、川俣山での戦いで討死しました。


二重堀切ふたつを横から

  
  城域東側斜面竪堀?                      二重堀切最初の堀切を手前から
二重堀切二つ目の堀切を北側横から              一つ目堀切を北側から  
北側帯郭                         北側張り出し郭
主郭下西側から南側の帯郭と土塁             南の尾根がわの小さい堀切
南側斜面の竪堀?                  南側から二重堀切
主郭                           主郭と土壇

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