伊賀 | 音羽氏城 |
ファイルNo2153 |
虎口に石垣も残る、十二評定衆の城
@ おとわしじょう |
道案内 ←登城口 ←城跡 ←北城 ←北城登り口 |
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名阪国道の上野インタを下り、国道422号線を北上します。約3.2km先西大手の信号からで伊賀上野城を見ながらさらに北上します。 西大手の信号から約3.2km先がJR伊賀上野駅です。駅前で右折しますが、ここから道が極端に細くなります。(新道も作ってますが・・・) 400m先左折で踏切を渡り、三田の住宅街を抜けていきます。住宅街を抜けると山道をどんどん進みます。踏切から約6km先に音羽口というバス停があり、ここを右折します。約2km先T字が音羽西のバス停で、右折し500m先が西音寺です。登城口は逆に左折し50m右手に城跡の説明板があり、そこから登ります。 <あるいは、名阪国道(国道25号線)壬生野インタで下り、県道49号線北に進みます。1Km先のに西之沢の信号を左折し国道25号線に入ります。600m先の円徳院の信号で右折し県道674号線に入ります。1.8Km先の信号で左折し、さらに100m先で右折し坂を登ります。阿山ハイツの入り口を越え、道なりに約6.5km先が音羽の集落です。> |
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訪城備忘録 | ||
伊賀盆地と近江甲賀の境にある山地の中にある小盆地が音羽の集落という感じです。2009年に訪城した際にはなかった説明板が麓の登城口にありました。そこより箇所箇所に案内標識も設置されています。城跡は主郭が尾根を削り落として平坦地を作り、三方に土塁を残しています。虎口には明瞭な石垣が残っており、矢穴も確認できます。土塁は尾根側背後が5m以上と高く、両サイドはスロープの如くに徐々に低くなってます。尾根側土塁など内部にも石垣が残ります。主郭中央には巨石が散乱してますが、内壁の崩落した石垣を積み上げているんでしょうか?尾根側に登ると背後が堀切状になっていて、薄いですが土橋であろう箇所があります。郭は主郭のみ明瞭ですが、小郭が段郭として多くあるようです。 2020年09月音羽北城のみ訪城しました。尾根の東側は旧田から藪になっていて登りにくい上フェンスがありますので、尾根の西側に細道があります。その細道で尾根裏手に廻ってから尾根先端に向かいます。尾根先端は大きく2段の郭があり、上の段はくの字に土塁があり、背後尾根側に堀切があります。 |
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【歴史】 築城時期、築城者は定かではないようです。 史料には音羽半兵衛、城戸氏の城と記録され、別の史料には十二評定衆のひとり、音羽半六の城とされるようです。 |
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