伊勢/ 三宅西条城



ファイルNo1338

     堀切  

@ みやけにしじょうじょう 
  別名 三宅城

A住所:鈴鹿市三宅町 
B目標地点:国道306号線三宅新橋 
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:山林 

F遺構等:郭・土塁・堀切 
G時代/人物:室町期/三宅氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  国道沿いより8分

J撮影・訪問時期:2006年04月

  
主郭土塁(堀切越し)

【道案内】 

東名阪自動車道亀山インタを下り、国道1号線を鈴鹿方面に進みます。5Km先の高架を側道に入り、新栄町の信号で右折し国道306号線に入ります。6.3Km先の三宅新橋北詰の信号から中ノ川を渡ります。渡ってすぐの右手丘陵の先端が城跡です。橋から200m先の右手が谷状なっており、ここから城跡に向かいます。



【訪城備忘録】

橋から200mの右手に階段が付いていますがここは登りません。谷のような空間を100mほど入り右手へ10mほど登り、そのまま斜面伝いに西へ歩きますと主郭背後の堀切に出ます。主郭は堀切側を掻き揚げた土塁があり、堀切との高低差を作っています。土塁はコの字に主郭の側面にすこし続いています。主郭内は藪状態で歩き回れませんでした。だいたい20*20くらいの大きさの主郭でしょうか。堀切の先は削平地がありその先に小さな堀切がありました。また、主郭北側下には細長い帯郭も確認できます。



【歴史】

槇野秀盛が肥後国よりここに移り住み築城し、三宅駿河守の名乗りました。四代藤重の時、永禄十二年(1569年)に伊勢に侵攻した織田信長に攻略され廃城となりました。

  
主郭北側下帯郭
  
  

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