伊勢/ 伊坂城



ファイルNo1050

今は消滅した城跡

                    主郭東側堀(堀底道?)    

@ いさかじょう 
  別名 

A住所:四日市市伊坂町 
B目標地点:伊坂貯水池 
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況: 山林

F遺構等:郭・堀・土塁・土橋・標示板 
G時代/人物:室町期/春日部氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2004年05月・2016年2月

  
主郭と小さな城跡表示板

【道案内】  

東名阪自動車道四日市東インタを下り、左折し県道64号線に入ります。すぐに東名阪のガードですがくぐるとすぐ信号でここを右折します。600m先の信号で左折して県道9号線に入ります。三岐鉄道平津(へいず)駅そばを越え、朝明川を渡ると東名阪のガード下にで信号がありここを右折し東名阪道沿いに進みます。600m先で左折して東名阪道のガードをくぐり、道なりに登って行くと600m先でT字になり、左に行くと伊坂貯水池・伊坂ダムサイクリングパークの駐車場です。右に行くとすぐ右手が水道施設(浄水場?・伊坂揚水場)でこの正門前付近の反対側に下に降りて行く細い道があります。これを降り切って再び反対側の丘陵に入って行くと城跡でしたが、新名神高速道の工事で2015年に消滅したようです。



【訪城備忘録】

<消滅前の記述>
城跡はほどんど整備はされていません。水道施設(伊坂揚水場)から降りるといったん谷間で畑地の平坦地を越え反対側の丘陵に登って行きます。(西から東にすすんでいます。)竹薮・雑木林状態で明瞭な感じではありませんが、平坦地が段郭状態で残ります。左手側に回り込む感じで進む(北に進むことになります。)と屈曲した堀底道のような感じで進んだと記憶しています。主郭前の堀は明瞭で北側(左側)の主郭と南側の郭が壁のようになっています。主郭内の雑木林状態で見通しが悪いですが高い土塁が巡り、主郭内中央に小さな「伊坂城本丸跡」と表示された標識板がポツンとありました。

【歴史】

萱生城主の一族である春日部太郎左衛門尉が築城したとされ、永禄十一年(1568年)の織田信長の伊勢侵攻の時に萱生城とともに落城したとされます。


  
土橋?
  
主郭虎口
     
  

近くの城・関連の城:萱生城

          

  堀切                  主郭虎口土塁