伊勢/ 田光城



ファイルNo0027

           主郭の北側土塁   

@ たびかじょう 
  別名 

A住所:三重郡菰野町田光
B目標地点:多比鹿神社
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:神社・山林

F遺構等:空堀・土塁・土橋・堀切・石積み
G時代/人物:〜戦国期/田光氏(梅戸氏)
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  多比鹿神社前より5分

J撮影・訪問時期:2003年11月・2016年12月

  

道案内  

国道306号線の田光川沿い(田光バス停)にある多比鹿神社裏山に城はあります。 多比鹿神社の鳥居が川の反対側にあったりして一瞬迷うかもしれませんのでご注意ください。 

訪城備忘録

多比鹿神社の本殿裏手を行くと左手に堀底道に達します。この堀底道に石積みが残ります。両サイドも郭のようです。ここより堀底道を越えたら左手の尾根を登って行きます。・・・と、ガサガサと音が・・・野生の猿のお出迎えでした。主郭はけっこう広く(55m*50m)南北に分厚い土塁があります。北側の土塁に大きめ石が散乱しておりここも石積みでもあったのかと思わせます。主郭の西側に高さが5mほどの高い郭があり櫓台(資料では天守台と呼ばれているらしいです)があり、城主の墓があります。この西は主郭を巡るように空堀があり土橋にてさらに西の郭と接続されていました。

歴史

田光隼則が築き、姓を梅戸氏と改めたとされています。梅戸氏は戦国期に近江佐々木(六角)高頼の四男を養子として梅戸高実となります。高実は梅戸城を築いています。

主郭西側空堀        堀底道 
  
多比鹿神社鳥居      堀底道
堀底道          主郭前の虎口形状
主郭
主郭

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