摂津 吉村城



ファイルNo3715


             土塁と堀切               

@ よしむらじょう 
  別名 栗栖城? 

A住所:豊能郡能勢町栗栖
B目標地点:
C形式:山城  D比高:80m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・土塁・竪堀?
G時代/人物:戦国期/吉村氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  北麓から15分

J撮影・訪問時期:2021年02月

  

道案内 ←城跡    ←登り口

京都縦貫道の亀岡インタを下り、国道423号線を能瀬方面に進みます。約13km先、妙見口の信号で右折し府道4号線に入ります。約1.4km先の野間峠をつづれ折れの道で越えます。京都府から大阪府に入ってから約3km先が野間中の信号です。直進するとすぐに天然記念物「野間のけやき」の大木があります。約300m先がY字で左手が府道604号線で右手が府道4号線です。ここから府道4号線を猪ノ子峠を越えて約2.8km先で右手方向に田尻川沿いを進み、約1.2km先で府道106号線を横切ります。約3.5km先の信号で左折し、府道104号線(府道4号線と供用)に入ります。約100m先の信号で右折し、府道4号線に入ります。約1.4km先が国道173号線との交差点の栗栖の信号です。栗栖の信号を右折し国道173号線に入ります。約300mで右折し山裾まで行き。左に入ります。(右は裾野を通って集落にはいります。)山裾を約200mほど行くと右手に両サイドが支尾根の大きなV谷形態の地形があります。この右手の支尾根を登って行けば主郭に到達します。アンテナのコードが主郭に向かって這わしてありますので、分かりがいいです。
 
訪城備忘録

ここは完全に道が無いです。 行きは他サイトに墓地から直登とあったのでそうしてみましたが、こちらは支尾根ではなく、ほんとに斜面。木はあるのでなんとか登れますが、きついです。帰りは道案内記載の通りで下りました。城跡はは西側に小さな段郭を二段ほどあり、その背後が主郭です。城域の北側には細い帯郭が主郭から段郭端まであります。主郭の東側に土塁があり、その背後に堀切があります。堀切は浅く、切岸段差も低く、城跡がわかる程度でした。

登り口(右手の尾根を登ります。)
歴史

天文年間(1532〜55年)、吉村備前守盛光が築いたとされます。吉村氏は能勢氏と同様、摂津源氏の末裔との事です。あるいは、ここは、栗栖城ではないかとも言われるようです。栗栖城は水原氏の居城であったとの事です。

主郭    堀切
主郭からの眺望
国道から城跡遠望
  
主郭と土塁
尾根側から主郭と堀切
土塁と堀切

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