河内 平石城



ファイルNo3177


              堀切と虎口              

@ ひらいわじょう 
  別名 平岩城 

A住所:南河内郡河南町平石
B目標地点:
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・碑・説明板
G時代/人物:鎌倉期/平岩氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分

J撮影・訪問時期:2016年11月・2019年04月

  

道案内 

国道166号線は日本最古の官道で竹内街道と呼ばれます。この奈良県側の竹内の信号(葛城市竹内)から国道166号線を大阪方面に進みます。 約6km先、道の駅「飛鳥の里・太子」を越えて約300m先の信号を左折します。約2.8km先の府道704号線との交差点(やや変則の交差点です)を左折し府道704号線に入ります。約400m先を左折し、約100mほど行った左手、住宅の裏手に登り口があります。
 
訪城備忘録

平石と書いて「ひらいわ」と読むそうです。 基本は単郭の城のようですが、主郭下は帯郭状にもなっています。 主郭に「平岩茂直の墓碑」もあります。

城址碑と説明板
歴史

元弘二年(1332年)、平岩茂直が楠木正成の千早城の支城として築いたとされ、元弘の変で平岩勢は平石城、持尾城に立て籠もり北条氏幕府軍と戦いました。この戦いで茂直は戦死しました。その後、正平十四年(1359年)、楠木正成の三男、正儀は17ケ所の城郭を整備して足利軍を迎え撃ったようで、平石城には茂直の子の茂幸が入ったとされます。

主郭      堀切
周囲の景色
住宅地の城への標識
  
太子町
推古天皇陵
二子塚古墳
ーー   科長神社
小野妹子墓

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