大和 秋葉城



ファイルNo3689

明瞭な切岸が残る

              北(北東)端の堀切              

@ あきばじょう 
  別名 神末城 

A住所:宇陀郡御杖村神末
B目標地点:
C形式:山城  D比高:160m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切
G時代/人物:室町期/?氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2020年11月

  

道案内    ←登城口

名阪国道(国道25号線)の針インタで下り、国道369号線を南下します。約16km先榛原区中心部の五月ケ丘のY字信号を斜め左、国道369号線側に入ります。約1km先、榛原トンネルの先、橋を渡ってすぐのT字信号左折します。約28km先、曽爾村の掛の信号で右折します。約17km先、(御杖村役場前から約2.8km先)に左に曲がる道がありますので左折します。<ここを行き過ぎると国道は大きな左カーブになります> 左折して約300m先の右手に道路が広くなっている箇所があり、ここに車を停めます。駐車個所の右手は谷間にコンクリート道の作業道があります。ここに入ります。ずいぶん使われていないのか道は荒れています。約300mほど進むと右手の尾根が一番低くなる箇所があるのでここへ登り尾根に上がります。<右手登り地点の先に廃車の軽のワンボックス車が置いてありました(2020年時点)> 尾根に登ったらそのまま北側へ急斜面を比高で100m強登ると城跡です。

三重県名張市の国道165号線と国道368号線の交差点である蔵持町原出の信号を国道368号線で美杉方面に進みます。約30km先、奈良県御杖村の敷津の信号(道の駅御杖の前)で直進し国道369号線に入ります。約4.5km先を右折した先が前述の登り口です。
※ 御杖村・曽爾村にはコンビニ、お食事所がないです。行かれる場合はお昼の準備はされたほうがいいかと思います。

訪城備忘録

喘ぎながら急斜面の尾根を登って行くと城域手前はさらにそそり立った感じです。それを登ると細長い郭状の尾根の先に堀切があります。これを越えると秋葉山山頂でこれが主郭のようです。北側へ下ると中間郭があり、北側に堀切があります。再度登ると北の郭です。北の郭は山頂郭(主郭)とほぼ同等の広さです。これの北東下に郭があり、さらにその先に堀切があります。郭と堀底の高低差は10mほどあるかな? 堀底には以前は鉄塔が建ってたようですが、今は撤去されており、土台のコンクリートだけがありました。単純な城ですが、山頂郭と中間郭、北の郭と北東側段郭の切岸は高くて明瞭です。

山頂の標識
歴史

城史の詳細は不明のようです。 北畠氏の支城ともいわれるようで、北畠氏家臣の新発氏が在城したとも、神末氏の城とも、菅野氏の城ともいわれるようです。

最初の堀切    中間の堀切
城域の始まり斜面(切岸)
  
尾根上最初の郭
最初の堀切を尾根から
秋葉山山頂郭(主郭)
秋葉山山頂郭(主郭)の切岸
北側郭     北東段郭
北側郭切岸
眺望
北東郭下堀切
北東郭下堀切
道案内
道路の進入口      右手尾根への登り地点
城域への登り斜面

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