大和 大平尾城



ファイルNo3380


              堀切?              

@ おびらおじょう 
  別名  

A住所:奈良市大平尾町
B目標地点:八柱神社・下誓多林集落
C形式:山城  D比高:50m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切?
G時代/人物:戦国期/古市氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2018年02月・2022年12月

  

道案内 

国道(国道25号線)の針インタを下り、国道369号線を北上します。14km先、水間の信号で国道は右折ですが、左折して県道80号線に入ります。約4km先の信号で右折して県道47号線に入ります。約2km先、南出のバス停手前で斜め左に下りて行きます。約2.5km先、川の手前の左側上に神社があり、ここの社殿の左手から廻り込むようにして社殿の背後の斜面を登って(直登)行くと城跡です。
 
訪城備忘録

2018年に訪城して、まったく忘れてしまって2022年に再訪城しました。^^; 頂部の主郭は草が生い茂り郭面は見えませんが土塁もない感じです。主郭下には北面から東面の帯郭状の副郭があります。主郭の南下、南尾根筋に堀切と思われる窪みがありますが、その東面は平坦地(後世の造作?)があって、イマイチ判断ができません。帯郭の東側下にも平坦地があって掘り込んであります。これも後世のものでしょうかね?

麓の神社
歴史

築城時期は定かではないようですが、平地の古市城に対し、古市氏の詰めの城(山ノ)城が鉢伏山城で、これの支城群の一つが大平尾城です。史料には永正十七年(1520年)、古市公胤が鉢伏山城に拠って筒井氏に対抗したとされるようです。大永元年(1521年)に再び筒井順興と対立し、鉢伏山城は落城し、大平尾城に籠りますが、翌年までに陥落し古市氏は没落したとの事です。

主郭切岸と副郭帯郭
2018年
  
北斜面から城域方面を見る
主郭切岸と副郭帯郭
主郭切岸と副郭
主郭切岸と副郭帯郭
主郭南側堀切?を上から
主郭南側堀切?
副郭下の平坦地(綺麗すぎて後世のもの?)

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