大和 島野城
附:島野代官屋敷



ファイルNo3363


                          空堀  

@ しまのじょう 
  別名  

A住所:五条市島野町
B目標地点:
C形式:平城  D比高:ーm 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・空堀
G時代/人物:戦国期/島野氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  5分

J撮影・訪問時期:2018年01月

  

道案内 

国道24号線の今井町の信号から県道39号線に入ります。約4km先、大昭橋で吉野川を渡り、島野町に入り、右手の島野代官所跡を越えて400mほどで県道が右へカーブしていきますが、このカーブの直前左手田んぼの向こうの繁みが城跡です。
 
訪城備忘録

城跡なるところは字名で「城屋敷」というそうです。吉野川の浸食で城館の半分は失われていますが、半分の土塁と外側の空堀が残ります。郭内は竹藪でひどいですがコの字状の土塁はわかります。また、城館よこの谷のような大きな窪みは堀ではないんでしょうな。さらに、空堀も昭和初期に農地改良ため改変された可能性があるそうです。
代官屋敷は県道沿いにあり、2014年に石碑が建てられたそうです。敷地内にはもう建物は建っていませんが、周囲の石垣、朽ちた土塀、蔵などが残ってます。土塀に狭間があり、丸、三角の狭間がありました。城以外でこんなの見たのは初めてやったな。

県道から城跡遠望
歴史

詳細不明ながら、国人の島野氏の城館と推定されます。
島野代官屋敷は、江戸期の旗本船越氏の領地を管理した高嶋家で、代官屋敷(陣屋)とされます。

空堀と土塁
城跡横の谷状        城跡
島野代官所
石碑と説明板と石垣        土塀と石垣
蔵と土塀
土塀(狭間が空いている)
鉄砲狭間

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