大和 滝城



ファイルNo3362


                           北の横堀 

@ たきじょう 
  別名  

A住所:五条市滝町
B目標地点:
C形式:山城  D比高:80m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀
G時代/人物:室町期/滝氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2018年01月

  

道案内 ←城跡   ←登城口

国道24号線の今井町の信号から県道39号線に入ります。約4km先、大昭橋で吉野川を渡り、島野町を越えて、橋から約3km先、滝集落入り口で右折します。右折してまっすぐ進むとそのまま林道に入れます。中腹左手の果樹園の作業小屋前まで行きます。(そのまま登って行くと尾根上にあるため池まで行ってしまします)

訪城備忘録

山の北側から尾根の最初のピークを越えても入れるようですが、今回は林道で山の斜面の果樹園まで登り、作業小屋の前が車一台置けるスペースがありましたので、そこから行きました。本来なら駐車場所から少し登り林道が大きく右カーブのところでガードレールの左から山に入り、U字に山肌の細道を進むと城跡の尾根に至りますが、この周辺は大規模な土砂崩れがあったようで、その道は崩れていました。ですから果樹園中をいったん下り、果樹園の端で沢を渡ると反対側に登る道があり、これを登って、さらに右手尾根側へ登ります。尾根を進むと城跡です。城跡は北と南に横堀がありますが、ふたつの堀は明瞭です。主郭には土塁もありません。落ち葉が相当に堆積しています。そして、主郭西側下に帯郭があるという簡素な感じの城館です。北の堀越えてされに尾根を行くと薄い堀切土橋の箇所があり、その先には2段の平坦地がありましたが、この辺は遺構かは?のようです。登ってきた南側の尾根上にも尾根道から3条ほど短い畝堀になっている箇所、尾根道と並行した土塁の盛り上りがある箇所もありますが、これも遺構かは?です。

城跡遠景
歴史

詳細不明ですが 国人の滝氏の居城と推測されます。

     南の横堀       北の横堀を横から
城域より高所から遠望
  
北の尾根堀切・土橋状     中腹の果樹園から遠望
北の横堀を主郭内から

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