大和 岡西山城



ファイルNo3361

五条市内では戦略的な城跡と言われますが、藪で見通せません

                            北側の堀と畝堀

@ おかにしやまじょう 
  別名  

A住所:五条市田園4丁目〜岡町
B目標地点:岡南近隣公園
C形式:山城  D比高:40m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀・畝状竪堀・堀切・土塁
G時代/人物:戦国期/大岡氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  公園から15分

J撮影・訪問時期:2018年01月

  

道案内 ←城跡   ←登り口

京奈和自動車道の五条インタを下り、五条インタ前の信号を左折し国道310号線に入ります。700m先の信号を右折し県道261号線に入ります。約1.2km先の住宅団地内で右折します。300m先の正面に岡南近隣公園です。正面の丘が城跡です。ここの駐車場に車を停めて公園の東端の斜面から登ります。公園からは丘に見えますが、南側から見ると山ですね。
 
訪城備忘録

公園東端の斜面から登ります。尾根まで登り西に向かうと薄い堀切に土橋が付属しています。堀切から落ちる竪堀はわりといっかり残ってました。堀切南のピークは出郭なのかですが、藪藪です。ここから西側へ下りていくと正面に土塁の壁があり、これを越えると主郭下を巡る横堀に至ります。土塁上を北に進むと横堀から落ちる三条の畝堀があります。逆に南へ行くと横堀が過ぎた斜面に三条の畝状竪堀があります。主郭は削平が甘い砲台状で南側になだらかに下ってます。いずれにしても冬場でも草木が多くて見通せません。また、落ち葉が堆積しすぎで遺構を隠していて残念でした。

堀から主郭を見上げる
歴史

弘治四年(1558年)・永禄年間(1558〜70年)の間に、大岡氏が築城したと伝わりますが、大岡氏の規模での縄張りではないとも言われます。

北側の畝堀と土塁
東側の畝状竪堀
  
東側ピークの東下堀切土橋と竪堀
主郭下横堀

近くの城・関連の城: