大和 平井城



ファイルNo3182


                            主郭虎口

@ ひらいじょう 
  別名  

A住所:宇陀市菟田野平井
    旧:宇陀郡菟田野町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・竪堀
G時代/人物:ーー期/ーー氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  神社から10分

J撮影・訪問時期:2016年12月

  

道案内 ←登り口   ←城跡

名阪国道(国道25号線)の針インタで下り、国道369号線を南下します。約10km先王立橋東詰の信号で右折します。約2.5km先の西峠の信号で国道165号線を横断します。約2km先、篠楽の信号で右折は国道370号線に大宇陀方面に向かいますが、ここを直進します。約1.6km先、芳野川を渡った先の信号で右折し県道31号線に入ります。約3.5km先、榛原比布郵便局を越えて100mのところで左折します。約5.1km先で道は左カーブです。カーブから200m先で左折します。300m先のYを右に行くと200mで皇子神社です。 神社には車が止められません。麓で停めて歩いてください。

訪城備忘録

皇子神社の本殿の左手から登ります。諸処の木に前に登られた方の黄色のテープが括ってあります。神社を下に見ながら時計回りに登って行きます。尾根平坦部を進むと左手に笹藪があり、これに突入します。冬場で藪ですから夏場はもっと多いかも。藪を越えると正面に大きな土塁からなる虎口が見えてきます。なお、笹藪周辺も副郭です。主郭は三角形のような形で周囲を土塁が巡り、南側下には二重(正確には三重)の堀切、東側下にも堀切があります。西側下、北側下は薄いですが空堀跡のようです。 資料によれば沢城から1.6km、沢下城(居館)から南に300mで、丘陵の先端で街道を睨みますので、沢城の支城ではとは考えます。

虎口を主郭内から
歴史

築城時期、築城者は不明です。沢城の支城と考えられます。

南側堀切              東側堀切
主郭を巡る土塁
  
      南側堀切                南側堀切を上から(三重堀切)
西側空堀と手前竪堀            南側堀切を横から

近くの城・関連の城:沢城