大和 上笠間城



ファイルNo2230

        堀切     

@ かみかさまじょう 
  別名 

A住所:宇陀市室生区上笠間
    旧:宇陀郡室生村

B目標地点:音楽の森:旧小学校
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:神社・山林

F遺構等:郭・堀切
G時代/人物:戦国期/上笠間氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  旧小学校から10分
J撮影・訪問時期:2009年08月

  

道案内 

名阪国道(国道25号線)の針インタで下り、国道369号線を南下します。4.3km先の外の橋の信号で左折し県道28号線に入ります。700m先の信号で左折し県道127号線に入ります。途中(2.2km先)、梁田地区で県道127号線は左手方向になりますが、そのまま道は県道781号線となって進みます。 梁田地区から6.5km先、上笠間でのY字二股右手左手に進みます。すぐ左手に旧小学校(現在は「音楽の森」という施設になっています)があり、これのフェンス沿いに左折します。正面が城址で、フェンスを切れたところでまっすぐ小道を登ります。左手下に上笠間生活改善センターがあり、そこを過ぎたら右折し、山の方へ登ります。最後の民家の裏手の畑地に小道があります。ここを登ると城跡です。小道は二股に分かれていて右手は尾根先端の畑地(居館跡?)、まっすぐは堀切に出ます。

訪城備忘録

尾根先端の畑地、その背後に櫓台のような大土塁、その背後は堀切です。尾根側にも平坦地があり郭があったのかもしれません。尾根先端の畑地は居館跡だったんでしょうか。いずれにしても、規模の小さな城です。

城跡遠景
歴史

上笠間氏の居城とされます。築城時期は定かではないですが、応永年間(1394〜1428年)頃と推測されます。上笠間氏は筒井氏に従うことが多かったようですが、永禄年間後期(1558〜69年)〜元亀年間(1570〜72年)には没落していたようです。

手前畑地(郭跡?)後方櫓台         眺望    
  

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