阿波 木津城



ファイルNo3212


                            横堀

@ きづじょう 
  別名 

A住所:鳴門市撫養町(ムヤ)木津
B目標地点:鳴門インター
C形式:山城  D比高:40m 
E現況:

F遺構等:郭・堀・畝状竪堀
G時代/人物:戦国期/篠原氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  登り口から7分

J撮影・訪問時期:2017年02月

  

道案内 ←城跡   ←登り口

神戸淡路鳴門道・高松自動車道の鳴門インターを下り、料金所を越え、信号を左折し国道11号線に入ります。300m先を左折し川沿いの道に入ります。約800m先の右手コンクリートの壁の解放場所に階段があり、ここから登ります。
(西側の公園からは登れません)
 
訪城備忘録

登り口から斜め右に登って行きます。うっすら道のようになってます。途中で逆Vに曲がり登ります。5分もすると藪になってますが竪堀が3条ほど見る事ができます。その上に空堀が東側から北側へ廻っています。主郭は昔貯水槽施設だったようですが今は使用されておらず、昔のコンクルートが周囲を囲み、その天面は土が堆積し今はひどい藪状態になってます。主郭の北東下で空堀から5m上に三日月状の小郭があり、土塁が三日月状にありました。遺構なら横堀を渡る敵を上から狙撃できましが、遺構かどうかは?です。それにしても、空堀はちゃんとしてましたよ。

登り口
歴史

永禄年間(1558〜70年)、三好氏の家臣、篠原自遁(ジトン)が築城したとされるようです。 天正十年(1582年)、長曽我部氏が阿波に進攻、この城には東条氏が入ったようです。天正十三年(1585年)、豊臣秀吉の四国進攻で、抗戦したものの落城したようです。

竪堀                横堀
横堀と土塁
  
主郭北側下(横堀の延長上)
竪堀

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