薩摩 亀甲城



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             主郭               

@ きっこうじょう 
  別名 蜷尻城(になじり) 

A住所:南九州市知覧町郡
    旧:川辺郡知覧町

B目標地点:
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・土塁?・碑・説明板
G時代/人物:鎌倉期?/知覧氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分

J撮影・訪問時期:2025年09月

  

道案内 

指宿スカイラインの知覧インタを下り、県道23号線に入ります。約9.3km先、(南九州市役所前の信号から約700m手前)の城山橋を渡るとすぐに左手上に武家屋敷見学用の駐車場があります。この城山橋から川沿いに進みます。矢櫃橋(やびつはし)<嘉永五年(1853年)に築かれた石橋>の所から遊歩道が丘の上に続いています。または、知覧麓(知覧武家屋敷)の東側からも行けます。
 
訪城備忘録

比高としてはそう高くないですし、一応遊歩道が主郭まであります。主郭には「南朝義臣知覧氏彰忠碑」と刻まれた石碑があります。主郭の東下に広い削平地がありますが、後世の整備なのか遺構なのか判断しかねます。南東尾根を進むと井戸跡、堀切の痕跡と思える箇所があります。そのまま進むと裏手の登り口(往時は大手道?)に至り、そのまま知覧麓(知覧武家屋敷)の東端に出ます。

南側からの登り口標識
歴史

築城時期、築城者は不明のようです。知覧城の支城とは言われます。主郭に「南朝知覧氏」と刻まれた石碑があり、鎌倉から室町初期(南北朝)あたりまで知覧氏の城であったようです。

主郭東下郭      堀切痕跡
現地案内板より
  
城山橋から城跡遠望
矢櫃橋
川沿い登り口    中腹   
北側中腹の平場
主郭切岸
主郭東下郭
主郭と碑(「南朝義臣知覧氏彰忠碑」と刻まれています。)
井戸      堀切痕跡

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