紀伊   堀城



ファイルNo4060


              堀切              

@ ほりじょう 
  別名  

A住所:海草郡紀美野町東野
   旧:海草郡野上町

B目標地点:丹生神社
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・水堀
G時代/人物:室町期/堀氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分

J撮影・訪問時期:2024年07月

  

道案内 

阪和自動車道の海南インタあるいは海南東インタから国道370号線で約13kmほど、国道370号線旧道沿いに野上八幡宮があります。国道370号線新道をさらに約5.5km先、小川橋南詰の信号で左折し貴志川を渡り、すぐのT字路を右折し国道370号線旧道に入ります。約800m先を左折し県道4号線に入ります。真国側沿いを約3km先、左手が丹生神社に至ります。丹生神社横に北への道がありますが、これっではなく、集落に入る小道を進みます。最初の路地を左折し小道を山の先端下まで行きます。(その先に小さな橋があります。) この先端をよじ登ります。よく見るとつづらの小道薄っすらとあります。尾根先端まで登ると城跡です。

あるいは、国道24号線の鳥子川橋東詰めの信号(紀の川市打田)で国道424号線に入ります。道なりに約16km先、野上新橋西詰めの信号で左折し国道370号線に入ります。約1.6km先を左手に入ったところが野上八幡宮です。国道370号線新道をさらに約5.5km先、小川橋南詰の信号です。左折し貴志川を渡り、すぐのT字路を右折し国道370号線旧道に入ります。約800m先を左折し県道4号線に入ります。真国側沿いを約3km先、左手が丹生神社に至ります。 (さらには、国道424号線の七山の信号で左折し県道10号線に入り、道なりに進み、紀美野町役場の先の動木の信号で、その先、約200m先の動木南の信号で左折し国道370号線に入ります。)  

訪城備忘録

斜面を登ります。 本当に薄っすらとつづら道があります。誰かが登った踏み跡程度ですが。比高で30mほど登ると尾根先端になります。緩傾斜の二の郭があり、その奥に低い切岸の上に主郭があります。主郭は西側にやや寄っているという感じで、二の郭の一部が主郭の東側まで伸びています。そんなに広い主郭でもありません。主郭の背後は山へ向かって急斜面が続きますが、その主郭背後に恐ろしく明瞭な堀切があります。この堀切は竪堀状で落ちてますが、二の郭、主郭の全体をカバーした堀切です。城跡としてはこれだけです。

ただ、この城は麓の居館と監視用の山城の根小屋形式らしく集落内には水堀跡と言われる窪地が残ります。

丹生神社
歴史

高野山衆であった堀氏が大和からここに移住し築城したようです。

主郭の切岸    主郭背後の堀切
城跡遠景
登り口を過ぎたところにある橋    登り口         斜面を登る箇所  
  
二の郭から主郭切岸を見る
主郭
堀切
堀切
城跡遠景と麓の居館跡の水堀跡

近くの城・関連の城: