紀伊 福井城



ファイルNo4059


               堀切             

@ ふくいじょう 
  別名 

A住所:海草郡紀美野町福井
  旧:海草郡野上町

B目標地点:福井集会所
C形式:山城  D比高:50m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・土塁
G時代/人物:戦国期/ーー氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2024年07月

  

道案内 

阪和自動車道の海南インタあるいは海南東インタから国道370号線で約13kmほど、国道370号線旧道沿いに野上八幡宮があります。国道370号線新道をさらに約5.5km先、小川橋南詰の信号で右折し県道180号線に入ります。約1.4km先の左手が福井集会所です。

あるいは、国道24号線の鳥子川橋東詰めの信号(紀の川市打田)で国道424号線に入ります。道なりに約16km先、野上新橋西詰めの信号で左折し国道370号線に入ります。約1.6km先を左手に入ったところが野上八幡宮です。国道370号線新道をさらに約5.5km先、小川橋南詰の信号で右折し県道180号線に入ります。約1.4km先の左手が福井集会所です。 (さらには、国道424号線の七山の信号で左折し県道10号線に入り、道なりに進み、紀美野町役場の先の動木の信号で、その先、約200m先の動木南の信号で左折し国道370号線に入ります。) 

訪城備忘録

城跡のある山の麓周囲は果樹園になっており、フェンスが周囲にあるため、ゲートがどこにあるかになります。北西側の麓から支尾根を直登で登るか、西側にある谷筋から斜面を登る古道を登って行くかで城域に向かいます。

私は北西側の支尾根をまずは登りました。比高で40mも無いと思います。 尾根先端下まで登ってくると人が造作したであろうと思われる切り立った切岸に出会います。 ここを登ると明らかに段郭と言う平坦地です。その先にまた切岸があり、その下が尾根を横断するように少し窪んでます。堀切でもないしなんでしょうかね? その先は二の郭です。長い郭で削平度もいいです。この上が主郭になります。ここの切岸もしっかりしてます。右から廻り込んで主郭に入りました。二の郭に比べ小さいです。しかし、南西側、尾根が繋がる方の主郭端にはくの字の分厚い土塁がありました。この土塁の先には大きな堀切があります。

堀切は尾根を完全に遮断してます。主郭の土塁天面から5mほどあるかなという深さです。きれいな堀切でした。堀切の先の尾根に登ると古道なのかもしれませんが浅い窪地が横たわっていました。 堀切の南西側の斜面を少し下りて、北へ行くと斜面にL字の土塁を伴った掘り込んだ空間があります。資料には貯水池ではないかと書かれてました。今は浅くなってますが、往時はもっと深かったんでしょうね。 さらに北側斜面には主要部から突き出した感じの出丸っぽい段郭があり、主要部の斜面との間に浅い堀切状の窪地が続いています。これも堀切・横堀の類ではないようです。この段郭、下にある古道を監視する位置になります。窪地の空間と単郭の下の間が虎口的な空間に見えます。ここから麓に向かって古道が谷に沿って続いています。麓近くまで下りると果樹園のフェンスにぶつかりますので右手方向に進みフェンスを越えます。

城跡遠望
歴史

詳細不明

       主郭土塁      西斜面L字土塁を囲まれた区域
  
登りの斜面
三の郭下
三の郭から二の郭切岸
二の郭
二の郭
主郭の切岸
主郭
主郭と土塁
主郭土塁
主郭背後の堀切
主郭背後の堀切
主郭背後の堀切
堀切から堅堀
堀切から主郭の切岸
西下から堀切
L字土塁
L字土塁に囲まれた区域
横堀状と段郭
横堀状
西段郭下の石塁(遺構じゃないでしょ)
西の斜面から二の郭への道
  
周囲地図(黄色:城域 青色:ルート二通り)
A地点      B地点
B地点から入った先の畑と城跡遠望
谷筋から登って行く古道

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