紀伊 今城山城



ファイルNo4005


             主郭東下空堀               

@ いましろやまじょう 
  別名 清川城

A住所:紀の川市御所〜麻生津中〜上鞆淵
    旧:那賀郡那賀町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:600m車 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀・土塁
G時代/人物:戦国期/高野山衆
H満足度: 凸△
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  林道像から比高20m/8分

J撮影・訪問時期:2024年01月

  

道案内 

京奈和自動車道のかつらぎ西インタを下り、信号を左折し県道125号線に入ります。約2km先、笠田小南の信号で左折し国道24号線に入ります。約800m先の笠田駅前の信号を右折します。約500m先の笠田東の信号を直進して国道480号線に入ります。高野山金剛峯寺へ向かう道です。約5.5km先のの御所の信号で逆Vに右折し県道4号線に入ります。道なりに約4.5km先、かつらぎ町と紀の川市の境界付近で右折し県道120号線に入ります。約600m先で道はY字になります。(右手に行くと県道120号線で約800m先が麻生津峠です。) 道はY字分岐を左方向の林道に入ります。ここkらはさらに道が細くなります。約1.4km先で尾根道に出ますので右に行きます。今城山城そばを経由して麻生津峠に下ることになりますが、右折してから約100m先右手に空き地がありますので、ここから北側へ比高で20mほど登ると城跡です。 <あるいは、県道120号線と林道のY字分岐を右手の県道120号線側に行って、約800m先の麻生津峠の手前の十一面観世音茶湯所の建物横の急坂を登り、約400m先左手が空き地ですが、この急坂が相当の傾斜なので、尾根道から下りてきた方がいいと思います。> 

訪城備忘録

林道から簡単にアクセスできました。やや倒木があったりはしますが。 横堀が多用された不思議な城です。尾根に郭が順番にならんでます。もう相当に浅くなっている尾根に横たわる空堀を土橋で二か所越えます。二か所目には石積みの痕跡が残っていました。主郭は一番奥でただっぴろいという感じでここは技巧的ではないですが、東下はしっかりした横堀が主郭横から先端の郭までに間に横たわっていて途中の郭を遮断していた二条の横堀とも連結しています。高野山系の城は横堀の使い方がこのようだと本に書いてありましたが、なにか納得できない城跡でした・・・。

登り口の空き地
歴史

天正九年(1591年)の織田信長勢の高野山攻めの際の高野山側の守備した城と考えられます。

      石積み    中間郭の東側空堀
県道120号線からの今城山城への登り口(麻生津峠)
  
最初の郭への土橋     空堀      
空堀と土塁
空堀と土塁
石積み痕跡
中間郭付近の空堀
主郭
東側空堀と遮断する土橋状
主郭東下空堀
東側空堀と遮断する土橋状を堀内から見る
中間郭の空堀
中間郭から先端郭付近の東側下空堀

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