紀伊 元番所台場



ファイルNo3982


            台場先端から大島と中之島の間に沈む夕陽                

@ もとばんしょだいば 
  別名  

A住所:和歌山市雑賀崎
B目標地点:番所庭園
C形式:丘城  D比高:ーm 
E現況:公園

F遺構等:郭・土塁?・碑
G時代/人物:江戸期期/紀州藩
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  駐車場から8分

J撮影・訪問時期:2023年10月

  

道案内 

阪和自動車道和歌山インタを下り、国道24号線和歌山バイパスを右手和歌山市内に進みます。 1.6km先の花山の信号で直進、県道138号線に入ります。約4.5km右手が和歌山城です。さらに約1.6km先の加納町の信号で左折し県道15号線に入ります。 約3.2km先の西浜の信号で右折し県道13号線に入ります。約500m先の水軒の信号で左折します。約1.5km先の信号で右折し県道15号線に再び入ります。約2km先右手に雑賀崎公園の駐車場があります。ここからさらに約250m先で右折します。(番所公園の標識があります。) 右折して道なりに約300m先左手に番所庭園の駐車場があります。 庭園入場料600円(2023年現在)です。

訪城備忘録

今は番所庭園(これを「ばんどこていえん」と呼ぶようです。)として整備され庭園、芝生広場になっています。ここは陸地から細長く海に飛び出している所で、番所の鼻と呼ばれます。 芝生広場の周囲に低い土塁がありますが、台場の遺構からわかりません。ただ、いかにも台場という地形ですかね。夕方に来たので、海に落ちる夕陽を見ることができました。

台場碑
歴史

紀州藩が沖を通る異国船等を監視するために遠見番所をここに設けたのが始まりで、安政元年(1854年)に台場として改修したものです。家老三浦長門守の持ち場とされました。

土塁?
現地案内板より
雑賀崎台場からの遠望
元番所庭園から夕陽を見る
  
雑賀城 3981

@ さいがじょう A住所:和歌山市和歌浦中2丁目    
B目標地点:要珠寺・妙剣堂   C形式:山城  D比高:20m  E現況:山林
F遺構等:郭  G時代/人物:室町期/鈴木氏  H満足度:
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:10分 J撮影・訪問時期:2023年10月

【道案内】阪和自動車道和歌山インタを下り、国道24号線和歌山バイパスを右手和歌山市内に進みます。 1.6km先の花山の信号で直進、県道145号線に入ります。約1,8m先の田中町の信号で県道138号線に変わります。さらに約1.7km右手が和歌山城です。ここより、県庁前の信号で左折し国道42号線に入ります。約5km先が和歌浦の信号です。この手前の信号を右折し細い道を入り路地を行くと南側の登り口になりますが、国道から右折した時点で細すぎて車の停めるところがないです。歩いていくしかないですが国道にも駐車場がないです。または、養珠寺手前を右折し、約30m先を左折して養珠寺沿いに細道を進み、約250m先を登っていくと妙見宮になるようですが、ここからは登ってませんし、たぶん車では入れません。

【訪城備忘録】南から入りました。尾根上は平坦地になってますが、草ぼうぼう城郭らしくはないです。昔、一度は公園に整備されたようでコンクリートベンチなどがあります。南登り口からの斜面に石垣があります。遊歩道の補強用に見えますが、わざわざこんな積み方するかな? 

【歴史】築城時期、築城者は不明ですが、室町期の鈴木氏の城とされます。戦国期、鉄砲で有名な雑賀(鈴木)孫市が出ています。

郭?
謎の石垣@(紀州でよく見る石だけど当時のものではないわなぁ^^;)
謎の石垣A

近くの城・関連の城: