播磨 瀬加山城



ファイルNo3903


              主郭北側の堀切              

@ せかやまじょう 
  別名  

A住所:神崎郡市川町上瀬加
B目標地点:上瀬加生活改善センター
C形式:山城  D比高:100m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・畝状竪堀・土塁・碑・説明板
G時代/人物:室町期/太田氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2023年02月

  

道案内 

中国自動車道福崎インタを下り、播但自動車道の市川南インタで下り右折します。約1.4km先を左折し県道34号線に入ります。約3.7km先(瀬加郵便局から約800m先)で左折し、約200m先のT字路を左折し、約100m先の左手が公民館(上瀬加生活改善センタ)&駐車場で、右手の道、集落の奥が登城口です。

訪城備忘録

駐車場から向かいの道を集落に向かいます。集落を越えると右手に「瀬加山城登り口」の石碑があり、左前の坂を登り、フェンスを開けてつづら道を登ります。城跡はずいぶんと整備されており、桜とさつきの名所との事で、通称三の郭から南の斜面が時期には一面に花に埋もれるようです。 

通称三の郭と二の郭の間の堀切の所に登城道を登って来ると着きます。「三の丸」と言う標識がありますが、狭い範囲で削平も甘いのでどうなんでしょうか。三の郭の上が二の郭で先端の眺望は良く、「幸せの鐘」が設置してあります。近くの川辺城の「幸せの鐘」よりは音色が良かったです。(笑) 二の郭の北側の段差の上が主郭です。その間に堀切が横たわってます。両サイドに竪堀が落ちます。主郭の東下にはコブ型の畝状竪堀が数条あります。(下の遊歩道からではよくわからなかったです。) 主郭の北下にはおのずごく整備され美しい堀切がありました。両サイドはやはり竪堀で落ちています。この堀切の北側は削平は甘く、城域かはわからんです。主郭はけっこう広いです。北側に土塁が三日月状に巡っています。城址碑と説明板も設置されてます。平成の半ばまで神社があったとこ事ですが、老朽化で合祀されたようです。

全般的に公園のように整備されてましたが、主要遺稿は破壊もされなく、改変もされていないようで、綺麗な城跡でした。

主郭の城址碑
歴史

築城時期は定かでは無いようですが、嘉吉年間(1441〜44年)に築城され、戦国期、城主には赤松氏の一族の太田道祖、子の源太夫があるようです。 天正六年(1578年)、羽柴秀吉軍の攻撃で落城したとされます。 <現地説明板より>

主郭南下の堀切から竪堀        主郭東下畝状竪堀
現地説明板より
二の郭と「幸せの鐘」
  
三の郭?と二の郭の間の堀切
三の郭?と二の郭の間の堀切
二の郭              二の郭から主郭の切岸と堀切
主郭南下(二の郭との間)堀切
主郭南下(二の郭との間)堀切
主郭南下(二の郭との間)堀切
主郭南下(二の郭との間)堀切
主郭東下畝状竪堀
主郭東下畝状竪堀
主郭東下畝状竪堀(北側から)
主郭北下堀切
主郭北下堀切
主郭北下堀切
主郭北下堀切
主郭
主郭土塁         主郭説明板と城址碑
主郭東下畝状竪堀(南側から)

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